ミミ:[warmly] 「ミミのポッドキャスト」。おはようさんです。二〇二六年六月三十日、火曜日の朝です。[pause 0.6s] 火曜日って、月曜をなんとか越えた安心と、まだ先の長さがいっぺんに来ますよね。少し気が張ったまま、体だけが置いていかれる朝もあります。そんな日は、全部をきれいに整えようとしなくて大丈夫。今朝も、暮らしに近いところから、静かに順番をつけていきましょう。 健司:[conversational] 今朝は、アメリカで大きな最高裁判断がいくつも出た話、バージニアビーチの独立記念日前の実務、京都の山科で出ている断水見込みと夏の交通の話題。後半は、大相撲とドジャースで少し息をゆるめて、「50代からのからだノート」は、デトックスに頼りたくなる朝こそ何を見ればいいか。日本語学習の新しい本も、一冊だけ置いておきます。 ミミ:[transitioning] では、アメリカからです。[pause 0.6s] きのう六月二十九日、アメリカ連邦最高裁は、この先の家計や制度の受け止め方に関わる判断をいくつも出しました。まず大きいのが、関税をめぐる判断です。最高裁の公式ページでは、Learning Resources, Inc. v. Trump で、国際緊急経済権限法、IEEPA(アイ・イー・イー・ピー・エー)は、大統領に関税を課す権限を与えていないと示されました。 健司:[thoughtful] これは、暮らしに引き寄せると、値札とか物価の見通しに関わってきますね。 ミミ:[calmly] そうなんです。まだこれで全部が一気に片づくわけではありません。でも、輸入品の値段がどこまで政治判断で動くのか、その土台に最高裁が線を引いた。ここは大きいです。[soft emphasis] 今日ひとつだけ見るなら、「関税がどうなるか」より先に、「誰にその権限があるのか」。その順番で見ておくと、見出しに振り回されにくくなります。 健司:[conversational] 同じ六月二十九日には、選挙の数え方をめぐる判断もありました。 ミミ:[thoughtful] ええ。Watson v. Republican National Committee です。最高裁の公式要旨では、ミシシッピ州が、投票日までの消印があり、そのあと五日以内に届いた不在者投票を数えることは、連邦の選挙日法に反しない、とされました。選挙制度の話は遠く感じやすいですけれど、ここは「投票日当日に全部そろっていないと無効なのか」という受け止めに、かなり具体的に関わります。 健司:[thoughtful] 強い言い方の応酬になりやすいテーマですけど、まずは制度の線引きを見る、と。 ミミ:[calmly] はい。そしてもうひとつ、同じ日に、大統領権限と独立機関をめぐる判断も重なりました。FTC(エフ・ティー・シー)の委員の解任保護を違憲とした Trump v. Slaughter。一方で、連邦準備制度理事会のリサ・クック理事の解任差し止めを、そのままにした Trump v. Cook。細かい法技術はさておき、[soft emphasis] アメリカの機関を、どこまで政権が直接動かせるのか。この綱引きは、まだ続く。今朝はその輪郭だけで十分です。 健司:[transitioning] では、足元のバージニアビーチです。 ミミ:[warmly] 今朝の時点で、ここ二十四時間のあいだに、市から新しく生活予定を変えるような大きな更新は確認できませんでした。なので、引き続き役に立つのは、六月二十五日と二十六日に出ている独立記念日まわりの公式案内です。まず、七月三日金曜日のごみとリサイクル回収は変更なし。ここ、地味ですけれど大事です。 健司:[conversational] 祝日前は、前倒しとか後ろ倒しとか、つい思い込みますもんね。 ミミ:[soft emphasis] そうなんです。だから今日は、「そのまま」であることを、先に安心しておく。[pause 0.6s] そして七月四日の花火は、マウント・トラッシュモア公園とオーシャンフロントの両方で、午後九時三十分です。どちらもきれいやと思いますけれど、問題は帰り道まで含めた段取りですね。 健司:[thoughtful] オーシャンフロントは、かなり混みそうでした。 ミミ:[calmly] はい。市の案内では、午後七時ごろから交通の切り替えが入る可能性があって、I-264(アイ・ツー・シックスティフォー)の東向きがパークス・アベニューで西向きへ回されることもあり得ます。花火のあとには、十五丁目から二十五丁目あたりで、アトランティック・アベニューの車の流れが変わる見込みです。マウント・トラッシュモア側も、午後二時から有料駐車で、満車になればエドウィン・ドライブが閉じる可能性があります。 健司:[conversational] 出かけるなら、行き先を決めるだけじゃ足りなくて、帰る時間の体力も見ておきたいですね。 ミミ:[warmly] ほんまにそうです。華やかな予定ほど、帰宅後にどっと疲れが来ますからね。早めに行くか、思い切って家の近くで過ごすか。どちらも立派な選び方です。 健司:[transitioning] ここからは、京都です。[pause 0.6s] ミミ:[thoughtful] まず、生活への影響がはっきりしている話から。京都市上下水道局は六月三十日、山科区御陵四丁野町、五条別れ交差点の南側で漏水が起きたと出しています。原因は、昭和四十六年に布設された口径百五十ミリの配水管の老朽化。市の案内では、きょう六月三十日火曜日の午後十時ごろから断水して、修繕作業に入る予定です。 健司:[thoughtful] きょうの夜の話なんですね。それは、かなり実務です。 ミミ:[calmly] ええ。給水車での応急給水も予定されていますし、修繕に伴って、にごり水が出るおそれもあるとしています。対象地域に近い方は、飲み水や最低限の生活用水を、夕方のうちに少し確保しておくと安心です。[soft emphasis] こういうときは、不安を大きくするより、今晩の手順をひとつ先に決める。それで十分です。 健司:[transitioning] もうひとつ、京都の移動の癖が変わる話も続いています。 ミミ:[calmly] 京都市交通局の六月二十九日の発表では、八月から定期券の発売体制が見直されます。IC定期券発行機は、利用の多い北大路駅と京都駅前の発売所へ移されて、西賀茂営業所と横大路営業所の発売所は、八月一日午後七時三十分で営業終了です。毎月同じ手順で動いている方ほど、うっかりしやすい変更ですね。 健司:[conversational] 夏の予定って、意外と七月を過ぎたら早いですもんね。 ミミ:[warmly] そうなんです。八月の話でも、今朝知っておくと気持ちが楽です。[pause 0.6s] それから、少しやわらかい夏の話。交通局の「七夕バス2026」は、七月一日から七月三十一日まで運行。西賀茂営業所の車両が、短冊や笹飾りで七夕仕様になります。あわせて「京の七夕2026」は、七月一日から八月三十一日まで、府内の関連会場で願いごとを集める予定です。 健司:[slightly upbeat] こういうの、全部回ろうとしなくていいのが、むしろ大人の楽しみ方かもしれませんね。 ミミ:[warmly] まさにそうです。夏の京都は、見どころが多いぶん、全部を追うと疲れます。ひとつだけ季節に触れる。それで十分、よろしおすな。 健司:[transitioning] ここで少し空気を変えて、大相撲です。 ミミ:[slightly upbeat] 日本相撲協会の公式番付ページでは、七月場所の番付が前に出てきました。東の横綱が豊昇龍、西の横綱が大の里。そして大栄翔が大関として載っています。名古屋の景色が、きのうからぐっと具体的になりました。 健司:[conversational] 二横綱に新しい大関。見どころの線が、かなりわかりやすいですね。 ミミ:[calmly] ええ。そして入場券は、公式ページでも引き続き完売表示です。現地の熱量も、しっかり伝わってきます。今日は勝敗の朝ではないぶん、番付を見て「自分は誰を見るか」を決める。それだけで、楽しみが少し立ち上がります。 健司:[transitioning] ドジャースは、きのうの結果が明るいです。 ミミ:[slightly upbeat] MLB公式データでは、六月二十九日、ドジャースはアスレチックスに九対四で勝ちました。これで五十五勝三十敗。地区首位で、パドレスとの差は十一ゲームです。 健司:[thoughtful] 点差以上に、チームの厚みが戻ってきている感じがありますね。 ミミ:[calmly] そうですね。きのうのドジャース公式のまとめでは、大谷翔平がスリーランを打って、テオスカー・ヘルナンデスが月曜日に負傷者リストから戻りました。[soft emphasis] 一夜の派手さだけではなく、戻ってくる打線の厚み。そこが今の安心材料です。次の六月三十日の試合は、同じくアスレチックス戦で、ドジャースはジャスティン・ロブレスキ、相手はジェフリー・スプリングスの予定です。 健司:[transitioning] ここで、「50代からのからだノート」です。[pause 0.6s] ミミ:[thoughtful] 今日は、デトックスとかクレンズとか、体をいったん空っぽにしたくなる言葉について。暑さ、寝不足、むくみ、だるさ。更年期の揺らぎも重なると、「何か溜まっているものを一気に出したい」と思う朝、ありますよね。その気持ちは、責めなくていいです。 健司:[conversational] しかもこの時期は、すっきり、流す、リセット、みたいな言葉が、かなり強く見えてきます。 ミミ:[calmly] でも、NCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、デトックスやクレンズについて、研究は限られていて、方法によっては安全ではないと案内しています。脱水、電解質の乱れ、栄養不足。整えるつもりが、体力を削ってしまうことがあるんですね。 健司:[thoughtful] 体の中をきれいにする働き自体は、もともと私たちに備わっているんですよね。 ミミ:[calmly] はい。肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸。体は、毎日ちゃんと処理をしています。だから、極端な断食や単品のクレンズを足すより、土台を邪魔しないことのほうが大事です。[pause 0.6s] そして更年期について、Office on Women's Health(オフィス・オン・ウィメンズ・ヘルス)は、生活の工夫、ホルモン療法、ホルモンを使わない薬を分けて考えるよう示しています。人によって合うやり方が違う。ここを雑にひとまとめにしないのが大切です。 健司:[conversational] 今日ひとつだけやるなら、何がよさそうですか。 ミミ:[warmly] 三行メモです。昨夜の寝つき。夜中に起きた回数。ほてり、汗、気分の揺れ、動悸、関節の違和感があったかどうか。これだけで十分です。[soft emphasis] 気のせいで片づけなくていい話ですし、全部をがんばらなくて大丈夫。記録があると、自己流の我慢より、次の相談がずっとしやすくなります。症状が急に強くなった、長引く、日常生活に響く、閉経後の出血がある。そういうときは、クレンズではなく、婦人科などの医療者に相談してください。このコーナーは一般的な情報で、個別の診断ではありません。 健司:[transitioning] 最後に、日本語学習の本を一冊です。 ミミ:[slightly upbeat] 今朝は、凡人社の『読むための図解日本語[助詞・動詞編]』。六月三十日に確認できた新しい掲載で、助詞と動詞を、読むための視点で見直す本として紹介されています。初心者向けの総合教科書というより、文法を知っていても、文章になると引っかかる方へ向いた一冊、という受け止めが自然です。 健司:[thoughtful] ルールを覚える本というより、読んだときに何が起きているかを見えるようにする本、という感じですね。 ミミ:[calmly] そうですね。助詞や動詞の働きが、文の中でどう効いているか。そこに光を当てるタイプです。なお、今朝の時点では、独立した詳しい書評までは確認できませんでした。なので今日は、[soft emphasis] いま出てきた気になる新刊、として静かに置いておきます。 健司:[transitioning] では、今朝の三つの持ち帰りです。[pause 0.6s] ミミ:[soft emphasis] 一つ目。六月二十九日の最高裁判断は、関税、投票の数え方、独立機関のあり方まで、権限の線引きが重なった日でした。強い見出しより、誰にどこまでの権限があるのかを見る。二つ目。バージニアビーチは、新情報がない朝ほど、既存の公式案内が役に立ちます。七月三日の回収はそのまま、七月四日は早め移動。三つ目。しんどい朝ほど、体を急に空っぽにしなくていい。デトックスより、三行メモ。50代のゆらぎを、ぼんやりにしないことが整える一歩です。 健司:[warmly] 最後は、ミミのひとことです。 ミミ:[warmly] 何かを足すより、今日は余計に急がせない。そんな整え方も、ちゃんと前向きです。[pause 0.6s] 朝の自分に、きつい号令をかけなくてええ日もあります。ほな、きょうもやわらかく始めていきましょう。