ミミ:[warmly] 「ミミのポッドキャスト」。ミミの朝のひと息です。二〇二六年七月七日、火曜日の朝です。[pause 0.6s] ミミ:きのうまでの暑さや雨のあとって、気持ちもからだも、少し遅れて追いついてきますね。眠れたはずなのに重たいとか、理由は言い切れへんけど、なんとなく整いきらないとか。 ミミ:そんな朝は、しゃきっとしない自分を責めなくて大丈夫です。今日は、無理に前へ出るより、散らかったものを静かに元の場所へ戻すみたいに、ひとつずつ整えていきましょ。[pause 0.6s] 健司:[conversational] きょうは、アメリカ全体では熱波のあとが、今度は大雨と暮らしの乱れに変わってきた、という話からです。バージニアビーチは連休明けの足もと、京都は混雑対策がもう秋まで見えてきました。 健司:後半は、大相撲の名古屋場所がいよいよ近いこと、ドジャースが延長戦を取り切ったこと、そして「50代からのからだノート」は、デトックスに走る前に見たい更年期の整え方でいきます。 ミミ:[transitioning] では、朝の呼吸に合わせて、順番に見ていきます。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まずアメリカです。AP通信は二〇二六年七月六日、東部の熱波がやわらいだあと、今度はニュージャージー、ニューヨーク、フィラデルフィアなどで大雨と浸水が広がったと伝えました。 ミミ:しかもニュージャージー州では、熱関連の可能性がある死亡の調査が二十九件まで増えています。暑さが終わった、で話が切れないのが、今の現実なんですね。 ミミ:[soft emphasis] そうなんです。さらにNOAA(ノア)の気候予測センターは、七月六日更新で、西部、中部、南東部を中心に、七月半ばへ向けて強い暑さのリスクが高いと示しています。 ミミ:だから、今日ひとつだけ見るなら、「昨日しのげたか」ではなくて、「次の暑さに向けて暮らしを組み直せるか」。ここです。 ミミ:もう一本、水を持つ。昼の用事を少し前倒しする。涼しい場所に入れる段取りを確認しておく。そのくらいが、いちばん実務的です。 健司:[conversational] もうひとつ、きのう七月六日には、アメリカの最高裁が、テキサス州のアプリ年齢確認の法律を止めませんでしたね。 ミミ:[calmly] はい。未成年がアプリをダウンロードしたり、アプリ内課金をしたりするときに、年齢確認や保護者の同意を求める法律で、訴訟は続くけれど、まずは施行に進む形です。 ミミ:暮らしに引き寄せると、スマホの設定や、家族でのルールづくりに、裁判所の判断がじわっと入ってくる、そういうニュースです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、バージニアビーチです。連休明けは、華やかな話より、まず足もとからですね。 ミミ:[calmly] バージニアビーチ市の警察は七月六日、七月四日の朝にサンドブリッジ・ロード七百ブロックで起きた単独事故を調べていると発表しました。五十八歳の男性が病院に運ばれ、その後亡くなったという内容です。 ミミ:休みのあとって、街の空気はもう次へ進んでいても、事故や疲れは残ります。海辺方面を使う方は特に、今日は急がないことそのものが安全です。 ミミ:[warmly] ほんまに。慣れている道こそ、今日は少しだけやさしく使いたいです。 ミミ:その一方で、同じ七月六日付で、市は「Arts All Over」という地域の小さな舞台芸術シリーズが七月十一日から始まるとも案内しています。最初はフランシス・ランド・ハウスで、午後二時から。 ミミ:連休が終わると、街の楽しみが急にしぼむように感じることがありますけれど、にぎやかさを海辺だけに集めない動きがある。これはちょっとええ話です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 京都は、きょう七月七日付で、かなり実務的なお知らせが出ていますね。 ミミ:[thoughtful] はい。京都市は七月七日、秋の観光シーズンに向けて、清水坂観光駐車場の混雑対策を発表しました。十月七日から十二月十日まで、自家用車は終日駐車できず、観光バスは完全予約制になります。 ミミ:しかも、予約のないバスは使えません。学校の修学旅行向けの優先予約は七月十七日から、一般の予約は七月二十四日から始まります。 健司:[conversational] 七夕の日に、もう秋の混雑を見ている。京都らしい早さですね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。祇園祭の気分が高まる時期に、もうその先の渋滞をどう減らすかまで決めているんです。 ミミ:この話、観光だけやなくて、市民の移動のしんどさをどう減らすかでもあります。京都は、風情だけで回している街ではなくて、混み方まで前もって設計しようとしている。そこが今日の大事な点です。 健司:[slightly upbeat] もうひとつ、同じく京都市の七月七日付で、少し気持ちのゆるむ話もありました。 ミミ:[warmly] 京都市動物園の夏の夜間開園です。七月二十五日、二十六日と、八月十五日、十六日。閉園時間を午後八時まで延ばして、キャンドルナイトや動物ガイドも予定されています。 ミミ:暑い昼を避けて、夕方から少し出かける。そういう夏の過ごし方を、街の側もちゃんと用意してくれているんですね。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ここで少し、空気を軽くして。大相撲です。 ミミ:[slightly upbeat] 日本相撲協会の公式サイトでは、七月六日付で「大相撲七月場所『土俵祭』についてのお知らせ」が出ています。そして公式日程では、土俵祭が七月十一日、名古屋場所の初日が七月十二日です。 ミミ:きょうの時点で、新しい休場発表や大きな番付の動きは確認できませんでした。だから無理に騒がず、場が整っていく時間として受け取るのが、いちばん正確です。 健司:[thoughtful] 勝ち負けの前に、土俵と場所の空気が立ち上がってくる感じですね。 ミミ:[warmly] そうそう。始まる前の静けさにも、相撲のよさがあります。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ドジャースは、その静けさとはちがって、昨夜は最後までばたばたしながら、ちゃんと取りました。 ミミ:[calmly] MLB公式によると、ドジャースは七月六日、ロッキーズに延長の末、八対七で勝ちました。ダルトン・ラッシングのサヨナラ打で、三連戦をスイープです。 ミミ:大谷翔平選手は十九号ホームランを含む四打点。初回に一気に七点入れた試合でしたけれど、そのあと追い上げられて、最後はひやっとしました。 健司:[conversational] すっきり圧勝、ではない。でも、取りきったのは大きいですね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。こういう勝ち方って、朝の気分には案外合うんです。完璧ではなくても、最後は整えた、という感じがあるでしょう。 ミミ:公式スタンディングでは、七月六日夜更新の時点でドジャースは六十勝三十二敗、ナ・リーグ西地区首位。アリゾナに十四ゲーム差、サンディエゴに十五ゲーム差です。次も七月七日、相手はロッキーズです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、きょうの「50代からのからだノート」です。 ミミ:[thoughtful] 今日は、からだを軽くしたい朝ほど、デトックスやクレンズに急がなくていい、という話です。 ミミ:暑かった、食べる時間が乱れた、雨でからだがむくむ、眠りが浅い。そんな日が続くと、何か抜いたほうが早いのかな、と思いやすいですよね。 健司:[conversational] ジュースだけにしてみるとか、急に食事を減らすとか。すっきりしたくて。 ミミ:[calmly] その気持ちは自然です。でもNCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、デトックスやクレンズには研究の裏づけが限られていて、安全でない方法もあると案内しています。 ミミ:それに、からだはふだんから、肝臓、腎臓、肺、皮膚、そして胃腸で、ちゃんと処理をしています。[soft emphasis] しんどさをすぐ「毒がたまった」に結びつけなくて大丈夫です。 健司:[thoughtful] 更年期の時期だと、寝汗、ほてり、だるさ、気分の波まで、ひとまとめにしたくなることもあります。 ミミ:[calmly] ありますよね。でも、アメリカの Office on Women's Health(オフィス・オン・ウィメンズ・ヘルス)は、更年期の対処を、生活の工夫、ホルモン治療、ホルモンを使わない治療に分けて考えています。 ミミ:つまり、正体をぼんやりさせたまま「抜く」より、何がつらいのかを見える形にするほうが、次につながりやすいんです。気のせいで片づけなくていい話ですし、全部をがんばらなくて大丈夫な話でもあります。 健司:[conversational] では、今日の小さな一歩は何にしましょう。 ミミ:[soft emphasis] 今日の一歩は、一行メモです。 ミミ:たとえば、「夜中の三時に暑くて起きた」「朝、脚が重い」「甘いものを食べたあとにだるい」。時間と様子を、一行だけでいいので書いてみてください。 ミミ:これなら、からだを罰しませんし、あとで医療者に相談するときにも役に立ちます。まずは、水分をとる。ふだんの食事に戻す。そこからで十分です。 健司:[thoughtful] 何かを足すより、見えるようにする。たしかに、そのほうが落ち着きますね。 ミミ:[warmly] そうなんです。もし症状が長引く、急に強くなる、閉経後の出血がある、胸の痛みや息苦しさがある。そういうときは、自己流のクレンズで引っぱらず、資格のある医療者に相談してください。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 最後に、日本語学習の本をひとつ。 ミミ:[slightly upbeat] 今日は、凡人社の『読むための図解日本語[助詞・動詞編]:読解に大切な12の文法』です。出版社の確認できた書誌日付は二〇二六年六月三十日。初級から中級への橋渡しをうたう、新しい読解寄りの文法教材です。 ミミ:目安はJLPT(ジェイ・エル・ピー・ティー)N3、CEFR(セファール)でA2くらいから。助詞と動詞を、「読むための手がかり」として見直す作りになっています。 健司:[conversational] 文法はやったけれど、文章になると急に息切れする、という人に合いそうですね。 ミミ:[calmly] ええ、そんな方に合いそうです。ただ、きょうの時点では、独立した詳しい書評までは確認できていません。ですので、評判をふくらませず、静かに新刊として覚えておく、くらいがちょうどよさそうです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、今朝の三つの持ち帰りです。 ミミ:[soft emphasis] 一つ目。アメリカの暑さは、終わったというより、浸水や疲れとして形を変えています。次の暑さに備える段取りまでが、今日の実務です。 ミミ:二つ目。京都は七月のうちから、秋の混雑対策を具体化しました。季節の風情の裏で、街はかなり早く動いています。 ミミ:三つ目。からだを軽くしたい朝ほど、空っぽにしなくていい。デトックスより先に、一行メモです。 健司:[warmly] 最後は、ミミのひとことです。 ミミ:[warmly] うまく整わない朝があるのは、からだが怠けているからではありません。[pause 0.6s] ミミ:ちゃんと暮らしてきたぶん、戻るのに少し時間が要るだけです。今日は、ひとつ戻れば十分。ほな、火曜日も無理なくいきましょ。