ミミ:[warmly] 「ミミのポッドキャスト」。ミミの朝のひと息です。二〇二六年七月十八日、土曜日の朝です。[pause 0.6s] ミミ:今朝は、起きた瞬間からもう少しだけ静かなところにいたい、そんな気分の方もいてはるかもしれません。 ミミ:忙しいわけでもないのに、からだが先に疲れを知っている朝。五十代の週末って、空いた時間より、回復のしかたのほうが大事やったりしますよね。 ミミ:ちゃんと休めていない感じも、気のせいで片づけなくて大丈夫。おはようさんです。[pause 0.6s] 健司:[conversational] きょうは、アメリカ全体では暑さがまだ長引く話と、同じ日に大雨も見ておきたい朝です。 健司:バージニアビーチは、熱で町の動かし方そのものが少し変わっていること。京都は祇園祭の山場を越えて、きょうから下鴨神社の御手洗祭も始まります。 健司:後半は大相撲、ドジャース、「50代からのからだノート」は、閉経後の出血を自己判断で流さない話。最後に、日本語学習の新しい本も一冊ずつ見ていきます。 ミミ:[transitioning] ほな、朝の呼吸を乱さへんように、ひとつずつ整えていきましょか。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まず、アメリカ全体です。七月十七日にNOAA(ノア)のNCEI(エヌ・シー・イー・アイ)が出した六月の全球気候レポートでは、二〇二六年六月は観測史上一番ではないけれど、百七十七年の記録で二番目に暑い六月でした。 ミミ:二十世紀平均より一・〇九度高かった、と確認されています。こういう数字は少し遠く聞こえるんですけれど、要するに、暑さが「たまたま」では済みにくい土台の上に今いる、ということなんですね。 健司:[thoughtful] しかも、きょうの空模様は暑さだけじゃないんですよね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。Weather Prediction Center(ウェザー・プレディクション・センター)は、七月十八日分の雨の見立てで、ウエストテキサス、ニューメキシコ南部、アリゾナ、それから南のグレートベースンにかけて、過度な雨のリスクを出しています。 ミミ:一方でClimate Prediction Center(クライメート・プレディクション・センター)は、南部の熱波が続く見通しを七月十七日に改めて出しました。つまり今日は、焼けるような暑さと、急に水が怖くなる場所が同時にある朝です。 ミミ:今日ひとつだけ見るなら、移動先の気温だけやなく、午後の雨の急変まで見ること。とくに家族や友人が南部や西部にいる方は、暑いらしいね、で終わらせないで、帰り道まで含めて声をかけておくとええと思います。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] その暑さの話、バージニアビーチの足元に寄せるとどうですか。 ミミ:[calmly] バージニアビーチは、七月十八日の朝時点で、町の公式サイトにまだ「ごみ収集を七月十四日から十七日まで朝六時開始に前倒し」という案内が載っています。 ミミ:これ、地味に見えて大事なんです。暑さが強いので気をつけましょう、ではなく、暑さのせいで市の仕事の時間まで動かした、ということですから。 健司:[conversational] 生活のリズムを町の側も変えてきた、ってことですね。 ミミ:[warmly] そうなんです。根性論では回らへん段階に、もう入っているということです。 ミミ:さらに、National Weather Service(ナショナル・ウェザー・サービス)のWakefield(ウェイクフィールド)オフィスの十八日朝のブリーフィングでも、この地域向けに熱リスクの情報が前面に出ています。新しい大きな市の発表がなくても、朝の設計は「いちばん暑い時間に何をしないか」で決めたほうがいい日です。 ミミ:土曜日やし、まとめて用事を済ませたくなるんですけれど、外の予定を前半に寄せるか、逆に夕方に回すか。間のいちばん重たい時間帯を空けておくだけで、だるさの残り方が変わります。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 京都は、きのうが前祭の山鉾巡行でした。きょうは空気が少し変わりそうですね。 ミミ:[slightly upbeat] ええ、きのう七月十七日は祇園祭の前祭山鉾巡行。四条烏丸を朝九時に出て、京都の町がいちばん祭りらしい輪郭を見せる日でした。 ミミ:そして、きょう七月十八日からは、下鴨神社の御手洗祭(みたらしまつり)が始まります。九時から二十時まで。御手洗池の湧き水に足をひたして、灯りを供えて、無病息災を祈る行事です。 健司:[thoughtful] きのうの「人の熱」と、きょうの「水で鎮める感じ」、ずいぶん表情が違いますね。 ミミ:[warmly] ほんまに。京都の夏って、にぎわいだけやないんですよね。熱のあとに、どう静かに戻すか。その知恵がちゃんと残っている。 ミミ:ただし、暮らしの面では気をつけたいこともあります。京都府は七月十七日に、府南部へ食中毒注意報を出しました。七月二十一日火曜日の午前十時までです。 ミミ:[soft emphasis] お祭りの疲れが残る週末やからこそ、冷たいものをさっと食べて済ませる、作り置きをちょっと無理して食べる、そういう小さな油断が起きやすいんです。 ミミ:今日は、京都を感じるなら、混雑より少し涼しさと衛生に寄せて選ぶ。これが落ち着いた楽しみ方やと思います。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 明るい話題も入れましょう。大相撲です。 ミミ:[slightly upbeat] 名古屋場所は七日目を終えて、景色がぐっとおもしろくなってきました。スポーツナビの十八日更新では、霧島が六勝一敗、安青錦(あおにしき)も六勝一敗、尊富士(たけるふじ)も六勝一敗です。 ミミ:しかも、七日目で全勝力士がいなくなって、一敗の力士が七人。優勝争いがきれいに一本にまとまらず、中日から先でまた大きく動きそうな形です。 健司:[conversational] 追いかける側には、見どころが増えましたね。 ミミ:[calmly] そうなんです。ひとりが突っ走る場所より、誰が崩れずに残るかを見る場所になってきました。 ミミ:それと、休場の情報も動きました。日本相撲協会は七月十八日更新で、幕内に七日目からの新しい休場を載せています。若隆景(わかたかかげ)は初日から、欧勝海(おうしょううみ)は五日目からの休場のままです。 ミミ:勝ち星だけでなく、土俵に上がり続けられるかどうか。その重みが、今場所ははっきり見えますね。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ドジャースは、休み明けの入り方がかなり大事でした。 ミミ:[calmly] ええ。そして、まずはいい入り方でした。七月十七日、ドジャースはヤンキースに二対一で勝っています。勝ち投手はJack Dreyer(ジャック・ドライヤー)、負け投手はGerrit Cole(ゲリット・コール)、セーブはTanner Scott(タナー・スコット)です。 ミミ:MLB.comによると、佐々木朗希(ろうき)は五回と三分の二を投げて、自責点ではなく失点は一点、三振は五つ。Max Muncy(マックス・マンシー)が七回に勝ち越しのツーランを打ちました。 健司:[thoughtful] オールスター前の嫌な流れを、一回切れた感じがあります。 ミミ:[soft emphasis] そうですね。前半の終わり方があまり良くなかったので、この一勝は数字以上に息を整える勝ち方でした。 ミミ:順位は六十二勝三十六敗で、ナ・リーグ西地区首位。次の試合は日本時間ではなくこちらの感覚でいうと、きょう七月十八日の夜、ヤンキースタジアムでEmmet Sheehan(エメット・シーハン)対Ryan Weathers(ライアン・ウェザーズ)の予定です。 ミミ:今日は、連勝するかどうかももちろんですけれど、休み明けの投手運用が落ち着いて見えるか。そこを見ておくと、週末の安心感が違ってきます。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、今日の「50代からのからだノート」です。 ミミ:[thoughtful] 今日は、閉経後の出血を、様子見だけで済ませないでほしい、という話です。 ミミ:更年期の時期って、月経の乱れが長く続いた方ほど、「またその延長かな」と思いやすいんですね。でも、ACOG(エー・シー・オー・ジー)の二〇二六年の更新では、閉経後の出血がある場合、多くの方で、最初の評価に経腟超音波と組織の確認、その両方が勧められています。 健司:[conversational] 少しでも、ですか。 ミミ:[soft emphasis] はい。量が少ないから大丈夫、茶色っぽいから古い血かな、では片づけないほうがいい、ということです。 ミミ:ここで気持ちが不安になると、「体にいらないものがたまっているのかも」と、デトックスやクレンズに心が引っぱられることがあります。でもNCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、そうした方法のエビデンスは限られていて、安全でないこともあると案内しています。 ミミ:からだは本来、肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸で、ちゃんと処理をしています。だから、症状をぜんぶ「出せていないもの」のせいにしなくて大丈夫なんです。 健司:[thoughtful] 不安なときほど、足し算しがちですもんね。 ミミ:[warmly] ほんまにね。だから今日の小さな一歩は、何か飲み始めることより、メモを一行です。 ミミ:[soft emphasis] もし出血や spotting(スポッティング)があったなら、いつだったか。なかったなら、睡眠、ほてり、気分の波のどれかひとつだけ。日付つきで書いておく。 ミミ:急な強い痛み、息苦しさ、めまい、閉経後の出血みたいに、気になる変化があるときは、自己流のクレンズより先に、資格のある医療者に相談してください。気のせいで片づけなくていい話です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 最後に、日本語学習の本のメモもお願いします。 ミミ:[slightly upbeat] 今日は、凡人社の新しい読解教材です。六月三十日に出た『読むための図解日本語』の二冊。『助詞・動詞編』と『表現・文章編』ですね。 ミミ:どちらも、初級をひと通り終えて、そろそろ文章を読めるようになりたい人向け。目安はJLPT(ジェイ・エル・ピー・ティー)N3、A2くらいです。 ミミ:一冊目は百四十四ページに付録八ページ、二冊目は百二十八ページに付録八ページ。文法を暗記項目としてではなく、「読解のときにどう働くか」で見直すタイプの本です。 健司:[conversational] 勉強した文法を、読むために並べ直す感じですね。 ミミ:[warmly] そうそう。新しく出たことは確認できましたが、直近二十四時間でしっかりした独立書評までは見つかっていません。なので今朝は、話題先行で持ち上げすぎず、よさそうな新刊メモとして置いておきます。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、今朝の三つの持ち帰りです。 ミミ:[soft emphasis] 一つ目。アメリカ全体は、暑さが長引く土台の上で、今日は大雨の急変も重なる朝です。予定より、逃げ道を先に決めておきましょう。 ミミ:二つ目。京都は祇園祭の山場を越えて、きょうから御手洗祭。にぎわいの次は、静かに整える京都です。ただし、府南部の食中毒注意報は忘れずに。 ミミ:三つ目。からだの不安を、すぐデトックスに結びつけなくて大丈夫。閉経後の出血や気になる変化は、一行メモにして、必要なら医療につなげましょう。 健司:[warmly] 最後は、ミミのひとことです。 ミミ:[warmly] 週末の朝って、何かを詰め込むためにあるんやなくて、抜けきらなかった疲れを見つけ直すためにあるのかもしれませんね。[pause 0.6s] ミミ:整ってから動くんじゃなくて、整えながら今日に入っていけたらそれで十分です。全部をがんばらなくて大丈夫。ほな、土曜日も、やわらかくいきましょ。