ミミ:[warmly] 「ミミのポッドキャスト」。ミミの朝のひと息です。二〇二六年八月十四日、金曜日の朝です。[pause 0.6s] ミミ:金曜の朝は、もう少しで一区切り、でも疲れが出るのも今日あたり、そんな気配がありますね。 ミミ:張り切りすぎるより、戻しすぎない。今日はその感覚が、案外たすけになります。 ミミ:ニュースも、からだのことも、朝のうちに少しだけ輪郭をつけて。気持ちを散らかしすぎないように、ご一緒します。おはようさんです。[pause 0.6s] 健司:[conversational] まずは見出しです。アメリカは卸売物価と雇用の数字が出て、景気の熱は少し落ち着いて見える一方、ワクチン政策では現実とのずれが目立っています。 健司:バージニアビーチは、今日も朝のうちが動きどき。午後は雷雨の目配りが必要です。 健司:京都は、認知症を地域で見える話にする動きと、観光を町の暮らしに合わせ直す段取りが出てきました。後半は相撲、ドジャース、そして「50代からのからだノート」。今日は、なんとなく不調な朝に、強いクレンズへ寄らなくていい理由を静かに確かめます。[pause 0.6s] ミミ:[transitioning] では、アメリカ全体からです。 ミミ:[calmly] まず数字。八月十三日、労働省系の統計で、七月のPPI(ピー・ピー・アイ)、卸売段階の物価が出ました。 ミミ:前の月からは横ばい。前年比では四・七%上がっています。 ミミ:物価が完全におとなしくなった、とは言えません。でも、さらに熱くなったわけでもない。今朝の受け止め方は、そのくらいが正確です。 健司:[thoughtful] お店に並ぶ値段がすぐ軽くなる話ではないけれど、悪化一辺倒でもない、と。 ミミ:[soft emphasis] ええ。安心しすぎず、悲観しすぎず、ですね。 ミミ:もうひとつ。労働省の失業保険の新規申請は、八月十三日の発表で二十万九千件。前の週より九千件増えました。 ミミ:ただ、四週平均は十九万九千件で横ばい。AP(エーピー)も、解雇の水準としてはまだ歴史的に低い側だと伝えています。 ミミ:景気の言葉って強く振れがちですけれど、今日ひとつだけ見るなら、雇用の土台が急に崩れた数字ではない。この一点です。[pause 0.6s] 健司:[conversational] 朝から「景気がもう危ない」と大きく聞こえたら、そこは少し落ち着いてよさそうですね。 ミミ:[calmly] そうなんです。数字は、怖がるためより、順番を整えるために見たいです。 ミミ:そして、政策の話。APは八月十三日、トランプ大統領の子ども向けワクチン見直しの大統領令について、実際には昔のような単独接種の製造や流通がすぐ戻る話ではない、と詳しく伝えました。 ミミ:MMR、麻しん・ムンプス・風しんを別々に、という考え方ですけれど、現場には製造、承認、通院回数、費用、どれも重い問題があります。 ミミ:つまり、言葉は強い。でも現実の医療は、そんなに簡単には動かない。 ミミ:不安をあおる見出しだけで受け取らず、主流の小児医療の推奨がそのまま変わったわけではない、と押さえておく朝です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 足もとの暮らしに戻って、バージニアビーチです。 ミミ:[calmly] 国立気象局の今朝の予報では、きょう八月十四日は、だいたい最高九十度。日中は晴れ間もありますが、午後二時以降はにわか雨や雷雨の可能性があります。 ミミ:夜も四割ほど、雨や雷の見込み。 ミミ:なので今日は、出かける用事そのものより、いつ戻るか、何時まで外にいるか。そこを先に決めるほうが、体も気持ちも楽です。 健司:[soft emphasis] 行きやすさより、帰りやすさを見る日ですね。 ミミ:[slightly upbeat] ほんまに、そうです。 ミミ:海辺は、サーフゾーン予報で離岸流リスクは低め、波は一フィート前後。でも紫外線は very high、水温は上の七十度台です。 ミミ:波より、日差し。今日の海辺はそちらのほうが、あとから効いてきます。 ミミ:もし朝の散歩や海辺の用事があるなら、帽子、水、帰る時間。この三つを先に決めておく。それだけでもだいぶ違います。 ミミ:[thoughtful] それから、バージニアビーチのごみ収集の早朝化、Beat the Heat は、今日八月十四日まで朝六時開始です。 ミミ:町の仕事の時間が前へずれる日は、自分のペースも少し前へ。無理を増やすのでなく、熱を避ける工夫として合わせる。ここは賢いやり方です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 京都は、町の大きな行事だけやなくて、暮らしの見え方そのものを整える知らせが出ています。 ミミ:[thoughtful] まず八月十四日、京都市は「認知症とともに二〇二六」という啓発の取組を発表しました。 ミミ:九月の認知症月間に向けて、ポスターやチラシ、図書館や市役所での展示、認知症に関する本の書評募集、そして九月二十一日には京都市役所本庁舎と京都市京セラ美術館のオレンジライトアップも予定されています。 ミミ:ここが大事で、認知症を、家の中だけで抱える話にしない。町の景色の中で、理解の入口をつくろうとしているんですね。 健司:[conversational] 年齢を重ねることや、もの忘れへの不安を、見えないものにしない動きとも言えますね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。五十代の朝にも近い話です。先のことを、怖がるだけでなく、言葉にできる町であるかどうか。 ミミ:その意味で、静かですけれど大事なお知らせです。 ミミ:[calmly] もうひとつ、同じく八月十四日。左京区の花背リゾートで、十月十八日に「ジビエBBQを楽しもう ARで狩猟体験」という催しを開くと京都市が発表しました。 ミミ:申込は九月二日から。 ミミ:観光客を中心部だけに集めるのでなく、山の暮らしや自然の側へ、少し流れを広げたい。そんな京都の考え方が見えます。 健司:[thoughtful] 京都らしさを守る話が、結局は人の流れの分け方にもつながるんですね。 ミミ:[calmly] そうなんです。 ミミ:さらに八月十三日には、「京都観光・MICE振興計画2030」の最初のマネジメント会議を八月二十二日に開くと発表されました。 ミミ:観光を増やす、で終わりではなく、混雑、暮らし、質、その進み具合を点検していく段階に入っています。 ミミ:送り火前の賑わいもありますけれど、その先の京都をどう保つか。今はそこも同時に動いている朝です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ここで少し空気を変えて、相撲です。 ミミ:[slightly upbeat] 日本相撲協会の公式日程では、きょう八月十四日の夏巡業は横手市。昨日は須賀川市でした。 ミミ:あす十五日は秋田市、十六日は弘前市。北のほうへ、巡業が続いていきます。 ミミ:本場所の勝ち負けがない時期は、話題を作ろうとしてしまいがちですけれど、移動を重ねながら体をつくる、その時間こそ相撲の土台でもあります。 健司:[conversational] 派手な星取りはなくても、九月場所へ向けた下ごしらえが進んでいるわけですね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。九月場所の前売りはもう八月八日に始まっていて、番付発表は八月三十一日、初日は九月十三日。 ミミ:静かなようで、時計はちゃんと進んでいます。相撲好きの朝は、その進み方を楽しむ時期ですね。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ドジャースは、今朝は少し悔しさの残るほうです。 ミミ:[calmly] 八月十三日、ドジャースはブルワーズに四対五で逆転負けでした。 ミミ:九回にひっくり返されて、三連勝はそこで止まっています。 ミミ:大谷翔平は先頭打者で二塁打。マックス・マンシーには代打のスリーランも出ました。 ミミ:なので、打てなかった夜というより、最後を閉じきれなかった夜、ですね。 健司:[thoughtful] いい場面はあったのに、朝の気分としては「惜しい」で終わる試合ですね。 ミミ:[soft emphasis] そうですね。 ミミ:MLB(エムエルビー)の順位表では、ドジャースは七十三勝四十九敗で、ブルワーズと二ゲーム差。 ミミ:次もきょう八月十四日、午後七時十分、またブルワーズ戦です。 ミミ:夏の一試合ではありますけれど、相手が相手なので、ただの取り返しではなく、立ち位置を確かめる一戦になります。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、今日の「50代からのからだノート」です。 ミミ:[thoughtful] 今朝は、なんとなく重い。眠りが浅い。顔がむくむ。気分も少し濁る。 ミミ:そんな朝に、「流さなきゃ」「抜かなきゃ」と、クレンズやデトックスの強い言葉へ急がなくていい、という確認です。 ミミ:NCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、いわゆるデトックスやクレンズについて、根拠は限られていて、脱水や電解質の乱れなどのリスクがあるとしています。 ミミ:そして、体のふだんの処理は、肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸が担っています。 ミミ:だから、不調を感じた朝に、空っぽにする方向へすぐ振れなくて大丈夫です。 健司:[soft emphasis] しんどいときほど、極端な言葉に引っぱられやすいですもんね。 ミミ:[calmly] ええ。そこ、ほんまにそうです。 ミミ:Office on Women's Health(オフィス・オン・ウィメンズ・ヘルス)も、更年期には、ほてり、眠りの変化、気分の揺れが起こりうると案内しています。 ミミ:つまり、今の不調が全部だらしなさのせい、というわけでもないし、気のせいで片づけなくていい話でもあります。 ミミ:今日の小さな一歩は、朝の自分を一行だけ書くこと。 ミミ:たとえば「夜中に二回起きた」「朝から足が重い」「昨日は水分が少なかった」。それだけで十分です。 ミミ:全部をがんばらなくて大丈夫。続く、強い、急に変わった、出血がある、息苦しい、動悸がつらい。そういうときは、自己流の整え方だけで引っぱらず、資格のある医療者に相談を。そこは遠慮しなくていいです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 最後は、日本語学習の本のひとことメモです。 ミミ:[slightly upbeat] 今日は、新しい派手なベストセラーというより、選び方の目印です。 ミミ:スリーエーネットワークの『みんなの日本語 初級 第3版』の案内ページは、八月十二日時点の情報として、聴解や読解の副教材はこれから順次出していく予定だと伝えています。 ミミ:王道のシリーズを選ぶ方には、今がちょうど移り変わりの時期、ということですね。 健司:[conversational] 定番を買えば安心、で終わらず、今どこまで揃っているかを見る必要があるわけですね。 ミミ:[thoughtful] そうなんです。 ミミ:一方で、八月五日の案内が続いている『外国人のための 日本語で学ぶライフプラン―健康で安心して暮らすために―』は、日本語を生活設計や健康の話とつなげて学ぶ方向が、今も求められていることを見せてくれます。 ミミ:しっかり積み上げたいなら『みんなの日本語』。暮らしにすぐ結びつけたいならライフプラン系。今日ひとつだけ見るなら、その違いです。[pause 0.6s] ミミ:[soft emphasis] では、今朝の三つの持ち帰りです。 ミミ:ひとつめ。アメリカの数字は、熱が少し落ち着いた一方で、政策の言葉は現実より先に走ることがある。そこを分けて聞く。 ミミ:ふたつめ。バージニアビーチも京都も、今日は「人や時間の流れを先に読む」と楽になります。 ミミ:みっつめ。からだが重い朝ほど、抜くことより、まず一行の記録。そこからで十分です。[pause 0.6s] ミミ:[warmly] ミミのひとこと。 ミミ:金曜日は、きれいに終えようとしすぎると、かえって疲れます。 ミミ:少し残してもええから、今日は自分の速さを守る。それで十分、整っています。ほな、いってらっしゃい。[pause 1.0s]