ミミ:[warmly] 「ミミのポッドキャスト」。ミミの朝のひと息です。二〇二六年八月二十日、木曜日の朝です。[pause 0.6s] ミミ:木曜日の朝って、気持ちは前に行きたいのに、からだのほうが少し遅れてついてくること、ありますよね。 ミミ:眠りが浅かったり、やることの順番が頭の中でこんがらがったり。そんな時は、勢いで押し切るより、まず熱を少し逃がしてあげるほうがうまくいきます。 ミミ:今日は、焦って整えるんじゃなくて、ゆるめながら段取りを戻す朝にしましょう。全部をがんばらなくて大丈夫です。おはようさんです。[pause 0.6s] 健司:[conversational] 今朝の見出しです。全米では、CDC(シー・ディー・シー)が大きな食中毒監視の数字を引き続き更新中。夏の食卓の注意がまだ続いています。 健司:バージニアビーチは、蚊の検査でウエストナイルの可能性が出た地域が増えて、暑さ対応のごみ収集前倒しも継続。京都は、上七軒の芸妓さんに習う盆踊りと、気軽に立ち寄れる居場所づくりが同じ日に出ました。 健司:相撲はきょう気仙沼、ドジャースはロッキーズを三連勝で締めて、今日は試合なしの整え日です。 健司:そして「50代からのからだノート」は、デトックスに急がず、症状の時間を書く話。最後に、日本語学習の本のメモも短くお届けします。[pause 0.6s] ミミ:[transitioning] では、全米の動きからいきましょう。 ミミ:[calmly] きょういちばん実務的なのは、やはりCDCのサイクロスポラ症です。 ミミ:八月二十日の朝に確認した数字では、五月一日から八月十七日までのアメリカ国内の検査確認例が一万五千七百十六件。入院は八百二十八件、死亡は二件でした。 ミミ:しかも、CDCはそれとは別に、まだ調べきれていない可能性例が一万件を大きく超えている、としています。 ミミ:この話、もう終わった夏のニュースではないんですね。サラダだけやなくて、切ってある野菜、出来合いの総菜、外で軽く済ませる昼食まで、視野に入れて見ておく必要があります。 健司:[thoughtful] 食欲が落ちると、つい「すぐ食べられるもの」に寄りますもんね。 ミミ:[soft emphasis] そうなんです。 ミミ:今日ひとつだけ見るなら、冷蔵庫の中のラクな一品です。全部を疑わなくていい。でも、疲れた胃腸を守る目線は持っておきたい朝です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] もうひとつ、国の大きな流れとしては、FEMA(フィーマ)が八月十八日にアラスカのムクルク火災への消火支援資金を認めました。 ミミ:そしてFDA(エフ・ディー・エー)は八月十九日、外来で使うロボット採血機器の認可を出しています。 ミミ:離れた火災も、病院や外来の静かな変化も、どちらも「社会の余力」がどこに使われているかを映すニュースなんですね。 健司:[conversational] 派手な政治の見出しじゃなくても、暮らしの土台はそういうところで動いている、と。 ミミ:[thoughtful] ええ。今朝の全米ニュースは、食卓の安全と、支える仕組みの持ちこたえ方。その二つを落ち着いて見ておきたいです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 足もとのバージニアビーチは、今日は暑さ対策が先ですね。 ミミ:[calmly] そうですね。きょう八月二十日の予報は、最高気温が九十一度前後。午後はにわか雨や雷雨の可能性があって、体感はもっと重たくなりそうです。 ミミ:朝のうちに動けばいい日ではあるんですが、一日中らく、という空気ではありません。 健司:[conversational] 午前に用事を寄せて、夕方は無理をしない。そんな組み方がよさそうです。 ミミ:[warmly] ほんまに、その感じです。 ミミ:それに加えて、バージニアビーチ市は八月十九日、蚊の検査でウエストナイルウイルスの可能性がある地域が、この三週間で増えていると出しました。 ミミ:アラゴナ、ケンプスビル周辺、ペンブローク、グリーンランなど、複数の地域名が挙がっています。 ミミ:市は、たまった水を減らすこと、肌を守ること、屋外時間に気をつけることを呼びかけています。 健司:[thoughtful] 朝の水やりとか、庭の受け皿とか、見落としやすいところですね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。 ミミ:今日ひとつだけなら、植木鉢の受け皿と、外に置いたバケツやおもちゃ。そこを見ておくのが現実的です。 ミミ:それから、ごみ収集は八月十八日から二十一日まで朝六時スタートのまま。暑さ対策なので、出しそびれだけは避けたいところです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 京都は、きょうは「受け継ぐ」と「つながる」が並んでいました。 ミミ:[thoughtful] そうなんです。まず上京区が八月二十日に出したのが、「盆踊りのおけいこ~上七軒の芸妓さんに習う~」。 ミミ:九月十三日に、上七軒歌舞練場で、子どもたちが芸妓さんから盆踊りを習って、そのあと上七軒と北野天満宮の盆踊りにも参加する流れです。 ミミ:京都の文化って、見るものとして語られがちですけれど、本当はこうして体で覚えて、次へ渡していくものなんやなと感じます。 健司:[conversational] 観光のための演出というより、町の中で文化を回し続ける仕組みですね。 ミミ:[soft emphasis] まさにそうです。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] もうひとつ、左京区では「ほっとふらっとさきょう」が八月二十日に発表されました。 ミミ:九月二十九日に、相談できて、少ししゃべれて、得意なことも出せる、無料で申込不要の居場所を開くという話です。 ミミ:生きづらさがある方や、ほかの場所には入りづらい方でも、ふらっと来られるようにする。 ミミ:こういう小さく見える設計、五十代の私たちには響くものがありますよね。大きな声を出さなくても、入れる場所があるということです。 健司:[thoughtful] 元気な人だけの町じゃなくて、少ししんどい人の入口も用意する。京都らしい丁寧さがあります。 ミミ:[warmly] ええ。そして同じ八月二十日には、「京まふヤサカタクシー」の運行開始も並んでいました。 ミミ:秋のイベント前に、移動とコンテンツを結び直しておく。今日の京都は、文化も暮らしも、派手にではなく、きちんと仕込む日です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 明るい話題もいきましょう。まず相撲です。 ミミ:[slightly upbeat] きょう八月二十日の夏巡業は、宮城県の気仙沼です。明日は大崎。 ミミ:本場所みたいな星取りはありませんけれど、夏の巡業が崩れずに続いていること自体が、今の相撲のリズムです。 ミミ:新しいけがや処分の公式発表は確認できませんでした。だから今日は、無理に波を作らず、巡業がちゃんと次へ渡っていく一日として受け止めるのが誠実ですね。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ドジャースは、きれいに三つ取りましたね。 ミミ:[slightly upbeat] ええ。八月十九日、ロッキーズに六対四、延長十回で勝って、デンバー三連戦をスイープです。 ミミ:ロウキ・ササキが五回をしっかり投げて、流れをつくりました。相手先発のカイル・フリーランドは首の張りで途中降板と報じられています。 ミミ:公式結果から見ると、ドジャースは七十七勝五十一敗。今日は試合がなくて、次は八月二十一日金曜日、パイレーツ戦です。 健司:[conversational] 勝った次の日に試合がないの、ちょっといい休み方ですね。 ミミ:[thoughtful] そうなんです。 ミミ:勝ってすぐまた証明、ではなく、一回整えてから次へ行ける。 ミミ:五十代の朝も、これに少し似ています。うまくいったあと、すぐ詰め込まない。その余白が、案外たいせつです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、今日の「50代からのからだノート」です。 ミミ:[thoughtful] だるさがたまる木曜って、「一回出し切りたい」「中をきれいにしたい」と思いやすいんですよね。 ミミ:デトックス、クレンズ、リセット。ことばはやわらかいのに、内容は案外きついものがあります。 ミミ:でも、NCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、そうした方法の根拠は限られていて、脱水や電解質の乱れにつながることがあると案内しています。 ミミ:それに、からだの中では、肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸が、ふだんからちゃんと処理を引き受けてくれているんですね。 健司:[conversational] 何か強いことを足さないと整わない、わけではないんですね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。むしろ、しんどい時ほど、強すぎることは逆効果になりやすいです。 ミミ:Office on Women's Health(オフィス・オン・ウィメンズ・ヘルス)も、眠りの乱れ、ほてり、気分の揺れを、更年期に実際に起こりうる症状として挙げています。 ミミ:朝しんどい、ぼんやりする、急に汗が出る。それは気のせいで片づけなくていい話です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] 今日の小さな一歩は、抜くことではなく、時間を書くこと。 ミミ:たとえば、「三時半に目が覚めた」「朝の五時ごろ暑かった」「朝食のあと少し楽になった」。そんなふうに、症状と時間を一行だけ結びます。 ミミ:薬を飲んでいる方なら、飲んだ時間も横にそっと書く。これだけで、自己流の思い込みが少し減ります。 ミミ:全部をがんばらなくて大丈夫。ただ、症状が急に強い、長く続く、胸の痛みや息苦しさがある、閉経後の出血がある。そういう時は、自己流で引っぱらず、資格のある医療者に相談してください。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 最後に、日本語学習の本のメモです。 ミミ:[slightly upbeat] 今日は、新しい独立書評がしっかり出た日ではありませんでした。なので、無理に「評判」をつくらず、いま動いている教材をひとつ。 ミミ:スリーエーネットワークの『自分の考えを伝える作文練習帳 外国につながりのある生徒のための日本語』です。 ミミ:庵功雄さん監修、志村ゆかりさん著。中高生向けの作文教材で、思いつきを広げて、並べて、文章にして、人に伝えるまでを五つの段階で進める作りです。 ミミ:八月二十二日には、この本をテーマにしたセミナーも予定されています。 健司:[thoughtful] 文法を積むだけじゃなくて、「考えをことばにする」練習に重心があるんですね。 ミミ:[warmly] そうなんです。 ミミ:日本語学習って、うまく話す前に、まず考えを持てるかどうかで変わることがあります。 ミミ:贈るにしても選ぶにしても、今日ひとつだけ見るなら、覚える本か、伝える本か。その違いです。[pause 0.6s] ミミ:[soft emphasis] では、今朝の三つの持ち帰りです。 ミミ:ひとつめ。全米では、夏の食卓の注意がまだ続いています。疲れている朝ほど、ラクな一品を一回見直す。 ミミ:ふたつめ。バージニアビーチは、暑さと蚊の対策を朝のうちに。京都は、文化を受け継ぐ場と、人がつながる場を同じ日に静かに整えています。 ミミ:みっつめ。からだを整える近道は、強く抜くことより、症状の時間を一行書くことです。[pause 0.6s] ミミ:[warmly] ミミのひとこと。 ミミ:木曜日は、前へ進む日というより、持ちすぎたものを少し置き直す日でもいいんです。 ミミ:熱を逃がして、順番を戻して、今日をちゃんと終えられたら十分。ほな、いってらっしゃい。[pause 1.0s]