ミミ:[warmly] 「ミミのポッドキャスト」。ミミの朝のひと息です。二〇二六年八月二十一日、金曜日の朝です。[pause 0.6s] ミミ:金曜日の朝って、少しほっとしたい気持ちと、週末までに片づけたい気持ちが、いっしょに来ますよね。 ミミ:気持ちは前に行きたいのに、からだは静かに整え直したい。そんなズレが出やすい朝でもあります。 ミミ:今日は、無理に勢いをつくらず、情報の温度を見ながら、ひとつずつ置き直していきましょう。全部をがんばらなくて大丈夫です。おはようさんです。[pause 0.6s] 健司:[conversational] 今朝の見出しです。全米では、雇用保険の新規申請が少し下がって、景気の不安は急に深まってはいない、という数字が出ました。 健司:一方でFDA(エフ・ディー・エー)とCDC(シー・ディー・シー)は、リコール済みのレタスに関わるサイクロスポラの調査更新。食卓まわりの注意はまだ続きます。 健司:バージニアビーチは、蚊の対策が今週の実務。きのう始まった人権賞の募集も、町の空気を映しています。京都は、父親向けの心の整え方ワークショップと、リチウム電池入り小型家電の回収拡大。 健司:相撲はきょう大崎、ドジャースは今夜パイレーツ戦。からだノートは、クレンズに走る前に「いま飲んでいるもの」を見直す話。最後に、日本語学習の本のメモも短くお届けします。[pause 0.6s] ミミ:[transitioning] では、全米の動きからいきましょう。 ミミ:[calmly] まず、八月二十日に出たアメリカ労働省の雇用保険申請です。 ミミ:八月十五日までの週の新規申請は、季節調整済みで二十万六千件。前の週の改定値から六千件下がりました。 ミミ:この数字だけで安心、とは言えません。でも、少なくとも今週の時点で、雇用が急に崩れたという形ではない。そこは落ち着いて見てよさそうです。 健司:[thoughtful] 不安な見出しだけ拾うと、体感のほうが先に悪くなりますもんね。 ミミ:[soft emphasis] そうなんです。 ミミ:今日ひとつだけ見るなら、「急落ではない」という確認です。景気の話は大きいですけれど、朝の気持ちまで一緒に荒らさなくていい。そういう数字でした。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] もうひとつは食の安全です。FDAとCDCは八月二十日、中央メキシコ産で回収対象になったアイスバーグレタスに関連するサイクロスポラ感染の調査更新を出しました。 ミミ:調査は継続中で、食べない、出さない、売らない、という呼びかけも続いています。 ミミ:この話、もう通り過ぎた夏の注意ではないんですね。疲れた日に、切ってある野菜や出来合いのものへ寄りやすい時ほど、ひと呼吸おいて確かめたい朝です。 健司:[conversational] すごく手間を増やすというより、まず出どころを一回見る、ですね。 ミミ:[thoughtful] ええ。全部を疑わなくて大丈夫。ただ、冷蔵庫の中のラクな一品を、一度だけ丁寧に見る。それで十分です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 足もとのバージニアビーチは、暮らしの実務が続いています。 ミミ:[calmly] まず、蚊です。市の八月十九日の発表では、この三週間でウエストナイルの陽性が増えた地域として、アラゴナ、ケンプスビル周辺、ペンブローク、グリーンランなどが挙がりました。 ミミ:市は処理を強めていますが、住民側の宿題もはっきりしています。たまった水を減らすこと。夕方と明け方の外時間に気をつけること。必要なら虫よけを使うこと。 ミミ:五十代以降は、気合いで外に出るより、出る時間を選ぶほうが賢いやり方です。 健司:[conversational] 庭の受け皿とか、ハンディ扇風機を置いたままのベランダとか、そういうところですね。 ミミ:[warmly] ほんまに、そのあたりです。 ミミ:しかも今日は、ごみ収集の早朝スタート最終日。朝六時始まりの暑さ対応が続いています。出しそびれは避けたいですし、外に出るなら朝のうちがまだましです。[pause 0.6s] ミミ:[thoughtful] そして、きのう八月二十日には、バージニアビーチの人権賞の募集開始も出ました。 ミミ:九月二十五日まで受け付けで、文化の違いを尊重したり、人権を支えたりしてきた個人や団体をたたえるという内容です。 ミミ:こういうニュースって派手ではないんですけれど、町が何を大事にしているか、よく出るんですね。 健司:[thoughtful] 安全対策の話と並ぶと、町の「守り方」が二種類見えてきますね。からだを守る話と、関係を守る話。 ミミ:[soft emphasis] まさにそうです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 京都は、今日は少し静かな題材ですけれど、生活の芯に近い話が出ています。 ミミ:[calmly] ええ。ひとつは、京都市が八月二十一日に出した「心理士パパと考える仕事・育児・自分の整え方」です。 ミミ:九月二十日に中京区で開かれる、就学前の子どもを育てる父親向けのワークショップで、夫婦のパートナーシップや、自分自身の心の整え方を考える場として案内されています。 ミミ:京都って文化の町として語られがちですけれど、こういうふうに、家庭のしんどさや気持ちの持ち直しまで公の言葉にするところに、今の生活感があります。 健司:[conversational] 心の話を、個人の弱さにしない姿勢がありますね。 ミミ:[thoughtful] そうなんです。しんどさを、気のせいで片づけなくていい。これは女性にも、家族にも、やさしい流れです。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] もうひとつは、イオンと連携した充電式小型電化製品の回収拡大です。 ミミ:京都市は八月二十一日、リチウムイオン電池などを内蔵した小型家電の回収を、九月一日からイオンスタイル京都五条でも始めると発表しました。 ミミ:モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、電気カミソリ、ハンディ扇風機など五品目です。 ミミ:夏の終わりって、使い切った小物が急に「どこへ出すのが正解やろ」となりやすいでしょう。こういう回収の広がりは、派手ではなくても暮らしに効きます。 健司:[conversational] ハンディ扇風機なんて、まさに今の季節の忘れ物ですもんね。 ミミ:[warmly] ええ。今日の京都は、心の整え方と、家の中の安全な手放し方。その両方を静かに整えている朝です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 明るい話題もいきましょう。まず相撲です。 ミミ:[slightly upbeat] きょう八月二十一日の夏巡業は、宮城県の大崎です。あす二十二日は福島。 ミミ:本場所の星取りはありませんけれど、巡業が北から南へつながっていく感じは、やっぱりいいですね。 ミミ:きょう時点で、新しいけがや処分の公式発表は確認できませんでした。なので今日は、無理に波を作らず、土地ごとのお客さんに相撲が届く一日として受け止めるのが誠実です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ドジャースは、今夜が戻りの一戦ですね。 ミミ:[slightly upbeat] そうですね。公式データでは、直近の完了試合は八月十九日のロッキーズ戦で、六対四の延長勝ち。デンバー三連戦をきれいに取りきって、いま七十七勝五十一敗です。 ミミ:そして今夜、八月二十一日はホームでパイレーツ戦。午後七時十分、太平洋時間の開始予定です。 ミミ:休み明けの一試合って、勢いを見る日でもありますし、整え直しが利くかを見る日でもあります。 健司:[thoughtful] 勝った流れを、そのまま持ち込めるかどうかですね。 ミミ:[thoughtful] ええ。私たちの金曜日も似ています。今週うまくいったことを、そのまま詰め込むんじゃなくて、余白を持って次に渡せるかどうか。そこが案外大事です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、今日の「50代からのからだノート」です。 ミミ:[thoughtful] 週末前になると、「いったん出し切りたい」「内側をすっきりさせたい」と思うこと、ありますよね。 ミミ:デトックス、クレンズ、リセット。言葉は軽やかでも、中身はきついことがあります。 ミミ:NCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、デトックスやクレンズの根拠は限られていて、脱水や電解質の乱れにつながることがあると案内しています。 ミミ:それに、からだの処理役は、もともと肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸が引き受けてくれています。強い方法を足さないと回らない、という話ではないんですね。 健司:[conversational] じゃあ、しんどい週の終わりほど、足す前に確認、ですね。 ミミ:[soft emphasis] そうです。 ミミ:今日の小さな一歩は、何かを抜くことではなく、「いま飲んでいるもの」を一回書くこと。 ミミ:薬、サプリ、お茶、エナジードリンク。気になるものを四つでも五つでも、メモに並べます。 ミミ:更年期の時期は、ほてり、眠りの浅さ、気分の揺れをひとつの言葉で片づけにくいですし、Office on Women's Health(オフィス・オン・ウィメンズ・ヘルス)も、そうした症状を実際に起こりうるものとして示しています。 ミミ:だからこそ、「何を飲んでいて、何が気になっているか」を切り分けておく。これが、自己流で遠回りしないための整え方です。 ミミ:症状が強い、急に変わった、長く続く、胸の痛みや息苦しさがある、閉経後の出血がある。そういう時は、クレンズで引っぱらず、資格のある医療者に相談してください。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 最後に、日本語学習の本のメモです。 ミミ:[slightly upbeat] 今日は、条件に合う新しい独立書評は確認できませんでした。なので、評判を作らず、いま動いている実務の本を一冊だけ。 ミミ:スリーエーネットワークの『自分の考えを伝える作文練習帳 外国につながりのある生徒のための日本語』です。 ミミ:庵功雄さん監修、志村ゆかりさん著。B5判、七十九ページ。いまも関連セミナーの参加希望が多くて、案内ページでは定員到達が出ています。 ミミ:文法を積む本、というより、考えをまとめて、ことばにして、人に渡す練習へ重心がある教材です。 健司:[thoughtful] 日本語って、正しく言うだけじゃなくて、自分の考えを持って渡せるかで、学び方が変わりますね。 ミミ:[warmly] ほんまに、そうです。 ミミ:今日ひとつだけ見るなら、「覚える本」か、「伝える本」か。その違いを見て選ぶと、教材選びが少し楽になります。[pause 0.6s] ミミ:[soft emphasis] では、今朝の三つの持ち帰りです。 ミミ:ひとつめ。全米では、雇用の数字は急に崩れていません。ただし、食の安全の注意はまだ続いています。 ミミ:ふたつめ。バージニアビーチは、蚊と暑さの実務を朝のうちに。京都は、心の整え方と家の中の安全な手放し方を、静かに前へ進めています。 ミミ:みっつめ。からだを整える近道は、強く出すことより、いま飲んでいるものを書いて見分けることです。[pause 0.6s] ミミ:[warmly] ミミのひとこと。 ミミ:金曜日は、勢いで終える日じゃなくて、来週の自分が困らないように、少しだけ道をならしておく日でもあります。 ミミ:整えるのは、全部じゃなくていいんです。ひとつ見分けられたら、それで十分。ほな、いってらっしゃい。[pause 1.0s]