ミミ:[warmly] 「ミミのポッドキャスト」。ミミの朝のひと息です。二〇二六年八月二十六日、水曜日の朝です。[pause 0.6s] ミミ:水曜の朝って、週の真ん中に立って、ちゃんと進んでいるのに、少しだけ気持ちが散ることがありますね。 ミミ:急ぎたい気持ちもあるし、今日は無理せず行きたい気持ちもある。その両方があって大丈夫です。 ミミ:今朝は、値段の空気と、暮らしの段取りと、からだの声。ばらばらに見えるものを、静かにひとつにしていきましょ。おはようさんです。[pause 0.6s] 健司:[conversational] 今朝の見出しです。全米では、アメリカとカナダの関税の応酬がもう一段深くなりました。それからFDA(エフ・ディー・エー)の新しい糖とケトンの連続モニター、司法省のオピオイド関連の緊急規制です。 健司:バージニアビーチは、未明までの工事影響と、朝六時のごみ出し、それに学校週の本格モード。京都は、食の衛生の注意喚起に加えて、秋のびわ湖疏水船と、地域に根ざす企業のイベントです。 健司:相撲は夏巡業が川崎、ドジャースは一点差負けのあと、きょうは佐々木朗希(ろうき)です。からだノートは、デトックスより先に見ておきたい「朝の記録」。最後に、日本語学習本のメモも一冊だけ。[pause 0.6s] ミミ:[transitioning] では、全米の話から。今朝は、遠いようで家計に近いところから見ていきます。 ミミ:[calmly] まず、アメリカとカナダの関税です。八月二十五日、カナダ政府は、アメリカの追加関税への対抗措置を発表しました。 ミミ:対象は、アメリカからの輸入二百七十六億カナダドル相当。発動は九月八日です。 ミミ:まだ今日すぐ値札が変わる話ではないんですけれど、こういう発表は、暮らしの先の空気を少しずつ変えます。 健司:[thoughtful] 直接カナダとやり取りしていなくても、食べものや日用品、あるいは企業の仕入れに回ってくるかもしれない、ということですね。 ミミ:[soft emphasis] そうなんです。今日ひとつだけ見るなら、もう値上がりするかも、と先に怯えることではなくて、九月に向けて何が本当に動くのかを落ち着いて見ること。 ミミ:不安を先回りしすぎない。けれど、生活コストの話として無視もしない。その間合いがちょうどええと思います。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] そして、医療の話では、FDAが八月二十五日に、新しい連続モニター機器を承認しました。 ミミ:血糖とケトンを一つの装着型デバイスで続けて見られる、アメリカ初の機器です。糖尿病のある方にとっては、体調の崩れを早めに捉える道具がまた一つ増えた、という受け止め方になります。 健司:[conversational] 新薬というより、暮らしの中で異変を早く見つけるための技術が進んだ、という感じですね。 ミミ:[thoughtful] ええ。五十代になると、自分のからだも、家族のからだも、「我慢してから受診」より、「早く気づく」が大事になってきます。 ミミ:そういう意味で、今朝は派手さより、早めに気づける安心のほうを覚えておきたいニュースです。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] もうひとつ。司法省は八月二十五日、強い危険性があるとして、三つのオピオイド系化合物を緊急指定しました。 ミミ:薬物の話は、遠い世界の事件として流れがちなんですが、実際には地域の安全や救急、家族の不安に結びつくテーマです。 健司:[thoughtful] つまり、これは「また怖い話が出た」で終わらせずに、薬の正体がわからないものは避ける、という基本を再確認する日でもある。 ミミ:[soft emphasis] そうです。知り合い経由でも、ネット経由でも、出どころの曖昧なものには近づかない。基本ですけれど、こういう日ほど大事です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ここからは、バージニアビーチ。今日は生活動線にそのまま関わる話が多いですね。 ミミ:[calmly] はい。まず、Municipal Center(ミュニシパル・センター)周辺の工事です。市の案内では、八月二十五日夜九時から、North Landing Road(ノース・ランディング・ロード)の一部閉鎖と、Princess Anne Road(プリンセス・アン・ロード)の一部車線影響が入り、八月二十六日午前三時ごろまで続く見込みです。 ミミ:未明までの工事ですから、朝には終わっている想定ではありますが、水の使い方や迂回で落ち着かなかったご家庭もあるかもしれません。 健司:[conversational] 朝の時点で「あれ、なんとなくもう疲れてる」が起きやすいやつですね。 ミミ:[warmly] ほんまに。そういう疲れって、気合い不足やなくて、段取りを余分に使った疲れなんです。 ミミ:だから今日は、自分を責めるより、ひとつでも工程を減らす。朝にそれで十分です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] それから、ごみとリサイクルの回収は、引き続き朝六時スタートです。市は八月二十四日に、早い時間の回収をもう少し続けて効果を見ると案内しました。 ミミ:この地域では、もう「朝六時までに出す」が通常運転と思っておいたほうが楽です。前の晩に出しておけるなら、そのほうが気持ちが削られません。 健司:[thoughtful] 朝に一個でも「間に合うかな」を減らすの、案外大きいですね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。五十代の朝は、がんばりより、焦りを減らすほうが効きます。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] そして学校のカレンダーを見ると、きょう八月二十六日はA day。新学期の一週目が本格的に回り始めています。 ミミ:道路の混み方も、家の中の時間の流れも、夏休みのリズムからもう一段切り替わる頃です。 健司:[conversational] 自分に子どもがいなくても、街ぜんたいの朝の速度が変わるんですよね。 ミミ:[thoughtful] そうなんです。車の出る時間、買い物の空き具合、ひとの気配。町の呼吸が学校モードに戻る朝です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、京都の空気を入れましょう。 ミミ:[calmly] 今朝の京都で、まず外せないのは、食の衛生です。京都市は八月二十五日、腸管出血性大腸菌感染症の患者が増えているとして、注意喚起を出しました。 ミミ:八月二十四日時点で五十四件。去年一年の二十五件を、すでに大きく上回っています。 ミミ:暑さの残る時期ですし、台所の「これくらい大丈夫やろか」が、いちばん危ないころでもあります。 健司:[thoughtful] 特別な対策というより、手洗い、加熱、まな板や箸の分け方、そこを雑にしないことですね。 ミミ:[soft emphasis] ええ。当たり前のことほど、こういう週は効きます。 ミミ:冷たいものが増える時期やからこそ、冷蔵庫に入っているから安心、で止めずに、触れたもの、置いた時間、火の通りまで見ておきたいですね。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] もうひとつ、京都市は八月二十六日に「京都推し企業フェス」を発表しました。地域や社会にまじめに向き合う京都の企業と出会う場、とされています。 ミミ:華やかな観光の顔だけやなくて、どんな会社がこの町を支えているのか。その地味やけど大事なところに光を当てる催しです。 健司:[conversational] 京都って、老舗とか観光のイメージが強いぶん、働く町としてどう続いていくかも気になりますよね。 ミミ:[thoughtful] そうなんです。暮らしのある町は、見せる文化だけやなくて、働く場所の思想でもできています。 ミミ:この話、派手ではないですけど、京都らしい底力を見るニュースやと思います。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] それから、秋の楽しみもひとつ。びわ湖疏水船の秋シーズン一般予約が、八月二十五日から始まりました。 ミミ:運航は十月二日から十二月六日まで。紅葉の季節へ向けて、そろそろ予定を入れられる時期です。 健司:[warmly] こういう「少し先の楽しみ」が一個あると、今週の感じが変わりますね。 ミミ:[warmly] ほんまに。遠出じゃなくても、先の景色を決めておくと、心が少し整います。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ここで少し軽く、相撲からいきましょう。 ミミ:[slightly upbeat] 日本相撲協会のきょうの予定では、八月二十六日の夏巡業は川崎です。 ミミ:本場所ではないので星の動きはありませんが、巡業のよさは、土俵の近さと、力士の所作の丁寧さが見えること。 ミミ:そして次の目印は、八月三十一日の番付発表。九月十三日の秋場所へ向けて、空気が少しずつ締まっていく週です。 健司:[conversational] まだ夏の余韻がありつつ、もう秋場所の顔ぶれを待つ時期なんですね。 ミミ:[thoughtful] そう。季節の境目みたいなもので、まだ真ん中にいるけれど、次の輪郭はもう見えている。相撲も、暮らしも、似たところがあります。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] ドジャースは、きょうは立て直しの朝ですね。 ミミ:[calmly] ええ。八月二十五日はブレーブスに四対三で敗れて、連勝は六で止まりました。ただ、ナ・リーグ西地区の首位はそのまま。八月二十六日朝の時点で、パドレスとは九・五ゲーム差です。 ミミ:一点差ですから、大崩れというより、ひと息ついた負け方でした。 健司:[thoughtful] 一敗で空気を重くしすぎなくていい場面ですね。 ミミ:[soft emphasis] そう思います。先発したTyler Glasnow(タイラー・グラスノー)も五回で七奪三振。試合を壊したわけではありません。 ミミ:きょう八月二十六日の先発予定は、ドジャースが佐々木朗希(ろうき)、ブレーブスがAJ Smith-Shawver(エー・ジェー・スミスシャウバー)です。 ミミ:負けた次の日に、どう息を整えて入るか。そこを見る試合ですね。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] では、今日の「50代からのからだノート」です。 ミミ:[thoughtful] 体が重い。むくむ。眠りが浅い。なんとなく抜けない。 ミミ:そんな朝が続くと、何かを出してしまいたい、流してしまいたい、と思うことがあります。デトックスとか、クレンズとか。 ミミ:でも、NCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、そうした方法を支える研究は少なく、良いとする研究にも弱さがあるとしています。脱水や電解質の乱れにも注意が必要です。 健司:[thoughtful] すっきりしたい気持ちは自然ですけど、強い方法が正解とは限らない、ですね。 ミミ:[soft emphasis] その通りです。しかも、からだの「出す仕事」は、もともと体の中にあります。肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸です。 ミミ:ここを無視して、何かを足せば整う、とは言えません。 ミミ:一方で、Office on Women’s Health(オフィス・オン・ウィメンズ・ヘルス)は、更年期の症状として、ほてり、眠りの問題、気分の波をきちんと挙げています。 ミミ:つまり、つらさは気のせいで片づけなくていい。でも、対策は強ければ強いほどいいわけでもない。そのあいだを丁寧に歩くのが大事です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] 今日の小さな一歩は、朝の三行メモです。 ミミ:一行目、いちばん気になる症状。二行目、きのう飲んだ薬やサプリ。三行目、眠りの質か、夜中に目が覚めた回数。 ミミ:これだけで、「なんとなく全部しんどい」が、少し観察できる言葉に変わります。 健司:[conversational] 夜に反省するんじゃなくて、朝に記録するのがポイントなんですね。 ミミ:[warmly] ええ。朝のほうが、責めにくいんです。 ミミ:そして、急に強い症状が出た、長く続く、胸の痛み、息苦しさ、閉経後の出血がある。そういうときは、自己流のデトックスで引っぱらず、資格のある医療者に相談してください。 ミミ:全部をがんばらなくて大丈夫。まずは、今の自分を雑に扱わないことからです。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 最後に、日本語学習の本のメモもお願いします。 ミミ:[slightly upbeat] 今日は、試験対策の一冊です。Jリサーチ出版が、八月十日に出した『タイ語・ベトナム語・インドネシア語版 日本語能力試験問題集 N3語彙スピードマスター 音声DL版』。 ミミ:名前のとおり、N3語彙を、多言語の橋を使いながら整理していく本です。ひろく浅くではなく、試験に向けて語彙を確実に積みたい人に向いています。 ミミ:あわせて、スリーエーネットワークの『みんなの日本語 初級 第3版』は、九月に標準問題集が控えています。定番教材も、教える現場に合わせてまだ育っている最中なんですね。 健司:[conversational] 新しい本そのものと、どう教えるかの工夫が一緒に動いている感じがします。 ミミ:[thoughtful] そうなんです。本が出て終わりではなくて、使い方まで含めて教材が育つ。その感じ、なんだか安心しますね。[pause 0.6s] ミミ:[soft emphasis] では、今朝の三つの持ち帰りです。 ミミ:ひとつめ。全米では、関税の応酬、医療機器の進歩、そして危険な薬物への緊急規制。今日は「遠い話」ではなく、暮らしへの波及で見ておく。 ミミ:ふたつめ。バージニアビーチは、未明の工事影響と朝六時の回収、京都は食の衛生と秋の予定。足もとの段取りが、気持ちをいちばん助けます。 ミミ:みっつめ。からだを整える近道は、強いデトックスより、症状と眠りと飲んだものを見える形にすることです。[pause 0.6s] ミミ:[warmly] ミミのひとこと。 ミミ:水曜日は、前へ押し出す日というより、持っているものを持ち直す日かもしれません。 ミミ:散らかった気持ちを、ひとつずつ手に戻していく。今日はそれで十分です。ほな、いってらっしゃい。[pause 1.0s]