ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年九月十六日、水曜日。ミミのポッドキャスト、五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。週の真ん中、まだ水曜日か、もう水曜日か。その感じ方も、朝の体調で変わりますね。今は一度、肩を上げて、すとん。全部をがんばらなくて大丈夫。まず、この朝に自分の居場所をつくりましょう。 健司:[conversational] ひと息つくと、急いでいた気持ちに少し輪郭が戻りますね。 ミミ:今朝の見出しです。アメリカ下院は、対イラン軍事行動をめぐる戦争権限決議を可決。ただし、これで法律が成立したわけではありません。バージニアビーチは、今日の地域会合と、続く自主節水。京都からは、防災訓練と対話の学びの発表です。大相撲は秋場所四日目に波乱、ドジャースは山本由伸投手の好投で完封勝ち。五十代からのからだノートでは、中年期の健康研究を、今日の自分の一行メモにつなげます。日本語の本は、旅で会話を学ぶ一冊の発売日です。 ミミ:情報の区切りは、アメリカ東部時間、九月十六日午前八時五分。前日の午前八時五分からの二十四時間を中心に確認しました。日本では九月十六日午後九時五分です。予定は予定、可決は成立とは限らない。そこを分けてお伝えします。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まず、アメリカの国政です。AP通信によると、下院は九月十五日夜、対イラン軍事行動を議会の承認なしに続けることを止める、戦争権限決議を可決しました。採決は二百二十対二百四。下院が同じ趣旨の決議を可決するのは、今回で三回目です。 健司:可決したなら、軍事行動がすぐ止まるのでしょうか。 ミミ:いいえ。今日ひとつだけ見るなら、そこです。これは下院での可決。上院を通り、大統領の署名を得た法律ではありません。大統領が拒否権を使う可能性も報じられています。ですから、「議会で反対の意思が示された」という政治の動きと、「戦闘が停止した」という現実は、同じではありません。 健司:見出しの強い言葉だけで、もう決まったと思わないことですね。 ミミ:ええ。軍事行動は二月二十八日に始まり、およそ七か月にわたっているとAPは伝えています。遠い場所の話に見えても、原油価格、航空便、家族の渡航など、暮らしに触れる可能性があります。ただ、今日の採決だけを理由に、予定を慌てて変える必要はありません。 ミミ:渡航や現地の安全が直接関係する方は、国務省や航空会社の最新情報を。政治の評価と、安全の確認先を分けましょう。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 地域の確認先ということで、バージニアビーチを見ましょう。 ミミ:市の公式カレンダーには、九月十六日の委員会や地域会合が掲載されています。なかでも、ディストリクト・セブンの地域会合を見ておきます。 健司:地域会合では、どんな話が予定されていますか。 ミミ:市の九月八日付の案内では、今夜六時から八時、セーラム高校の講堂。センタービル・ターンパイク第二期計画の説明、土地利用の月次報告をどう見るか、新しい「エイジズ・アンド・ステージズ」の取り組みなどが予定されています。質問の時間も設ける案内です。 健司:参加する方は、出発前に場所と時刻をもう一度、ですね。 ミミ:はい。変更や中止がないか、最新ページで確認してください。聞きたいことは、「何がいつ変わるのか」と一つ書いておくと、質問しやすくなります。 ミミ:市は干ばつを受け、自主節水も呼びかけています。新制度ではなく、続いている案内です。歯みがき中は水を止めるなど、できる範囲を一つ。必要な水まで我慢する話ではありません。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] 京都は、備えることと、学ぶこと。京都市は九月十六日、令和八年度の京都市総合防災訓練を実施すると発表しました。 健司:災害が起きたというニュースではないんですね。 ミミ:その通りです。訓練の発表です。防災の知らせを見ると、不安が先に立つこともありますが、まず「発生」なのか「訓練」なのかを確かめる。今回は、地域と関係機関が動きを確認するための訓練です。詳しい日程や対象は、市の公式案内で確認してください。 ミミ:同じ九月十六日には、「対話から学ぶ、学藝カフェ」の第三回と第四回も発表されました。題は、「家着で始める哲学」と、「学ぶことは仕事になるのか、京大編」。答えを急いで受け取るより、対話しながら考える催しです。 健司:京都らしい、少し立ち止まる時間ですね。 ミミ:そうどすなあ。けれど、京都の催しは、場所、定員、申込みの有無がそれぞれ違います。面白そう、の次に、公式案内を一度見る。参加できなくても、題を自分の朝の問いにしてみるのもええですね。「学ぶことは、今の私に何を返してくれるやろ」と。 ミミ:市は、高齢者のインフルエンザと新型コロナの定期予防接種も案内しました。対象、期間、費用は公式情報を。個人にとっての適否は、医療者と相談してください。[pause 0.6s] 健司:[slightly upbeat] では、少し軽いエネルギーへ。大相撲秋場所は、日本時間九月十六日の四日目でした。 ミミ:日本相撲協会の公式ページを確認しましたが、取得した画面では結果の行が表示されませんでした。ここでは、九月十六日更新の日刊スポーツ取組速報と照らした結果です。 ミミ:横綱の大の里は、高安に突き倒しで敗れ、三勝一敗。高安は二勝二敗です。大関の安青錦も、伯乃富士に押し出され、初黒星。三勝一敗になりました。 健司:昨日まで三連勝の二人が、そろって敗れたんですね。 ミミ:ええ。四日目、一番で景色が変わりました。一方、琴櫻は豪ノ山を上手投げで破って、四勝零敗。幕内でただ一人の四連勝です。霧島は琴栄峰を寄り切って三勝一敗。熱海富士も藤凌駕を押し倒し、三勝一敗です。 健司:まだ四日目。数字は見えても、先を決めつける時期ではありませんね。 ミミ:その通り。勝った人の勢いも、敗れた人の立て直しも、明日の一番へ。次を見る余白を残しましょう。 ミミ:ドジャースは、東部時間九月十五日、シンシナティ・レッズに四対零で勝ちました。MLB(エム・エル・ビー)の公式記録です。チームは九十二勝五十九敗。 健司:零に抑えた中心は、山本由伸投手ですね。 ミミ:はい。七回、自責点零、七奪三振。今季十四勝目で、防御率は二・五一です。チームはレッズを三安打に抑えました。 健司:前の試合でポストシーズン進出を決めて、その次も勝利です。 ミミ:うれしい流れですね。ただし、ポストシーズン進出と地区優勝は同じではありません。九月十六日もシンシナティでレッズ戦が予定されています。開始時刻や先発は変更されることがあります。今日の完封勝ちを味わって、次は次の公式記録を待ちましょう。[pause 1.0s] ミミ:[warmly] 五十代からのからだノート。今日は、「研究の大きな問い」と、「私の小さな一行」をつなぐ話です。九月十五日、全米医学アカデミーなどは、NIH(エヌ・アイ・エイチ)の女性健康研究局とともに、中年期の女性の健康を捉え直す公開ワークショップを開きました。 健司:[thoughtful] 中年期というと、更年期だけを扱うのでしょうか。 ミミ:もっと広い捉え方です。生殖年齢の後半、更年期への移行、閉経後までを含みます。からだの変化だけでなく、心理、社会、環境、文化、人生を通した経験も、長期の健康や生活の質に関わるとして話し合われました。 健司:新しい治療法が決まった、という発表ではないんですね。 ミミ:ええ。研究の定義や測り方、証拠の穴を確かめ、今後の課題を考える場です。診療指針でも、新薬の承認でもありません。昨日の会合だけで、薬や治療を変える理由にはなりません。 ミミ:でも、研究に穴があると聞くと、「私の症状は誰にも分からないの」と寂しくなる方もいらっしゃるかもしれません。気のせいで片づけなくていい話です。一方で、すべてを更年期だけで説明しないことも、からだを大切にする姿勢です。 ミミ:[soft emphasis] 今日の小さな行動は、気になることを一行だけ書く。「いつ」「どんな場面で」「暮らしにどう響くか」。たとえば、「午後三時ごろ、会議のあとに動悸を感じ、十分休むと落ち着いた」。原因を自分で決めるのではなく、起きたことを具体的にするメモです。 健司:症状の名前を当てるためではなく、相談するときの材料にするんですね。 ミミ:そうです。国立老化研究所も、更年期移行の経験には個人差があり、一部は別の要因とも関係すると説明しています。続く、強い、突然の、心配な症状は医療者へ。胸の痛みや強い息苦しさなど、緊急性を感じるときは緊急の助けを求めてください。 健司:からだを一度リセットする、というデトックスやクレンズは、この研究の穴を埋めてくれますか。 ミミ:いいえ。NCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、デトックス食で毒素を除けるという主張を支える、説得力のある研究はないとしています。研究が足りないことと、根拠のない商品を試すことは、つながりません。 ミミ:肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸は、ふだんから代謝や老廃物の処理に関わります。下剤では脱水、断食や過剰な水分摂取では電解質の乱れも。薬や持病がある方は、始める前に医療者や薬剤師へ。 ミミ:今日のからだノートは、答えを一度に出すことではありません。気になることを、一行だけ具体的にする。書けない日は、書かなくてもいい。自分のからだに、聞く場所を用意する。それで十分です。[pause 0.6s] ミミ:[transitioning] 日本語を学ぶ本のノートです。九月九日に、発売予定としてご紹介した、Fumi(フミ)さんの『トラベル・ジャパン、ラーン・ジャパニーズ 旅で日本語を学ぼう!』。KADOKAWA(カドカワ)の公式ストアで、今日、九月十六日発売、在庫ありと確認できました。 健司:予定から、実際に発売された、という更新ですね。 ミミ:はい。そこだけが今日の新しい点です。百四十四ページ、価格は二千二百円。目次は、自然、歴史と文化、地域体験、食の四章。旅先の店や観光地で、会話を始める場面を想定しています。 健司:学習の難しさは、どのくらいでしょう。 ミミ:出版社の説明では、使う文法の多くは日本語能力試験のN5(エヌ・ファイブ)、N4(エヌ・フォー)程度。初心者が会話を始めるときにも、中級以上の人が復習するときにも、と紹介しています。ただし、これは出版社と著者側の案内です。私たちが全ページを検証した独立書評ではありません。 ミミ:旅の会話は、完璧な文より、短く届ける力が助けになります。目次や見本で、使いたい場面があるかを見る。「私の旅に合うかな」と確かめるのが、いい選び方やと思います。 ミミ:[calmly] 今日の持ち帰りは、三つ。ひとつ、下院での可決と、法律の成立を分ける。ふたつ、地域の予定は、出かける前に公式ページで確かめる。みっつ、からだの答えを決めつけず、気になることを一行だけ具体的にする。 健司:大きなニュースも、からだの変化も、ひとつずつ輪郭を戻せばいいんですね。 ミミ:[warmly] ミミのひとこと。分からないことがある朝は、急いで空白を埋めなくても大丈夫。確かなことを一つ見つけたら、その隣に、まだ分からないことを静かに置いておきましょう。曖昧さを抱えられるのも、大人のしなやかさです。 ミミ:今日もお付き合いくださって、ありがとうございました。ミミと健司がお届けしました。ほな、どうぞ、ひとつずつ。いってらっしゃい。[pause 1.0s]