ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年九月十九日、土曜日。ミミのポッドキャスト、五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。土曜の朝、目が覚めた瞬間から、今週の残りを片づけようとしていませんか。まずは肩を下げて、ひと息。できたことも、できなかったことも、今は机の端に置いておきましょう。朝の最初の数分まで、急がなくてええんです。 健司:[conversational] 週末だからこそ、予定より先に、自分の調子を確かめる。そんな始まりにしたいですね。 ミミ:はい。今朝の見出しです。アメリカでは、ホワイトハウスが三つの報道機関を締め出すという大統領の表明。バージニアビーチでは、十一月の選挙に向けた期日前投票が始まりました。京都は、京まふの週末です。大相撲秋場所は、一敗七人の混戦。ドジャースは八回の四本塁打で快勝しました。五十代からのからだノートは、今夜ひと晩だけの睡眠メモ。そして、日本語を教える人のための新しい試験対策書です。 ミミ:情報の区切りは、アメリカ東部時間、九月十九日午前六時十六分。前日の同じ時刻からの二十四時間を中心に確認しました。日本では九月十九日午後七時十六分です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まず、アメリカの国政と報道をめぐる動きです。AP通信によると、トランプ大統領は九月十八日、CNN(シー・エヌ・エヌ)、MS NOW(エム・エス・ナウ)、ポリティコをホワイトハウスから締め出すと表明しました。自分に不利だとする報道を理由に挙げ、ほかの報道機関にも同じ対応を広げる可能性を示しています。 健司:大統領の発言が、そのまま正式な運用になったと考えていいのでしょうか。 ミミ:そこは分けて見ましょう。九月十八日に確認できたのは、大統領の表明と、それを報じる報道です。どの場所への入場が、いつから、どんな手続きで制限されるのか。法的な異議申し立てがあるのか。実際の範囲は、これからの確認が必要です。 健司:ただ、政権に厳しい報道を理由に取材機会を狭めるなら、報道の自由に関わりますね。 ミミ:ええ。AP通信は、憲法修正第一条が守る報道の自由をめぐる、新たな争点だと整理しています。政権と報道機関の対立だけの話ではありません。私たちが、権力について異なる角度の情報を得られるかという話でもあります。 健司:聞く側は、何をしておけばいいでしょう。 ミミ:[soft emphasis] 今日ひとつだけ見るなら、「誰が言ったか」と「何が実際に始まったか」を分けること。一つの投稿、一つの番組だけで決めず、ホワイトハウスの正式な文書、裁判所の動き、複数の報道を照らし合わせる。情報が多い日にこそ、速さより確認です。 ミミ:[transitioning] その「確認して選ぶ」が、バージニアビーチでは、とても具体的な行動になりました。十一月三日の一般・特別選挙に向けた、対面の期日前投票が九月十八日に始まっています。 健司:今すぐ利用できる会場は、どこですか。 ミミ:当面は、五百スタジオ・ドライブにある有権者登録事務所です。平日の午前九時から午後五時。十月十八日と二十五日の日曜、十月二十四日と三十一日の土曜にも、この事務所で投票できます。市内五か所のサテライト会場は、十月後半に開きます。 健司:投票する項目は、住んでいる地区によって違うんですよね。 ミミ:そうです。米上院、連邦下院第二区、三つの州憲法改正案に加え、市議会と教育委員会は、対象になる地区が分かれます。市の案内には、住所から地区を確認するページがあります。 健司:昨日の郵便投票のニュースを聞いて、不安になった人もいるかもしれません。 ミミ:全国の政治ニュースだけで、バージニアビーチの手続きまで決めつけなくて大丈夫。出かける前に、市とバージニア州の選挙当局で、会場、時間、本人確認書類、自分の投票項目を確認する。制度の大きな話を、自分の一歩に戻す。それで十分です。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] ここからは京都です。今日九月十九日と明日二十日、京都国際マンガ・アニメフェア、京まふ二〇二六が開かれます。今年は十五回の節目。みやこめっせやロームシアター京都などを会場に、ステージ、展示、オリジナルグッズ、記念企画が予定されています。 健司:楽しみにしていた人には、朝から少し気持ちの上がる話ですね。 ミミ:ほんまに。作品の世界に会いに行く時間は、大人にとっても立派な休息です。ただし、岡崎や東山の周辺は人の動きが増えます。京都市交通局は関連グッズの販売と、シャトルバスの臨時運行を案内しています。 健司:イベントに行かない人にも、移動への影響がありますね。 ミミ:はい。来場する方は会場ごとの入場案内を。近くに通院や買い物の予定がある方は、混雑と交通情報を一度見てから出る。楽しむ人も、日常を過ごす人も、お互いに少し余白を持てるとよろしおすな。 ミミ:[slightly upbeat] 明るい勢いを、そのままスポーツへ。大相撲秋場所は九月十八日に六日目を終えました。幕内は全勝がいません。大の里、琴櫻、熱海富士、美ノ海、宇良、朝乃山、寿之富士。七人が五勝一敗で並ぶ混戦です。 健司:まだ六日目とはいえ、ずいぶん広い先頭集団ですね。 ミミ:大の里は豪ノ山をはたき込み。琴櫻は隆の勝を突き出して、一敗を守りました。一方、綱取りがかかる霧島は、義ノ富士の上手投げに敗れて四勝二敗。大関復帰を目指す安青錦は三連敗となり、三勝三敗です。 健司:七日目は、勝ち星だけでなく、立て直し方にも注目ですね。 ミミ:そうですね。今日九月十九日は七日目。取組は午前九時二十分頃から、幕内土俵入りは午後三時四十分頃の目安です。中日前に一敗の七人がどう絞られるのか。霧島と安青錦が、苦しい流れをどこで切るのか。土俵の一番一番に、今日の物語があります。 健司:[conversational] そしてドジャースは、地区優勝の翌日も勢いが続きました。 ミミ:はい。九月十八日、本拠地でジャイアンツに八対二で勝ち、九十四勝六十敗です。二対二の六回、ホスエ・デポーラの適時二塁打で勝ち越し。そして八回、球場の空気が一気に変わりました。 健司:一イニングで四本塁打です。 ミミ:マックス・マンシー、カイル・タッカー、ムーキー・ベッツ、ウィル・スミス。次々とスタンドへ運びました。ベッツは、この試合二本目の本塁打。先発のタイラー・グラスノーは十個の三振を奪っています。 健司:優勝を決めたあとに、力を抜かず勝てるのは頼もしいですね。 ミミ:ポストシーズンを見据えれば、好調を保つことと、選手の負担を整えること、その両方が大切です。次は今日九月十九日、同じく本拠地でジャイアンツ戦。開始予定は太平洋時間午後六時十分、東部時間午後九時十分です。先発予定を含め、試合前の公式情報をご確認ください。[pause 1.0s] ミミ:[thoughtful] ここで、五十代からのからだノートです。今朝は、眠りと更年期の症状を「ひと晩だけ記録する」という話。直近二十四時間に、主要なアメリカの公的機関から、更年期治療の新しい承認や、一律の推奨に当たる発表は確認できませんでした。ですから今日は、新しい治療を急いで探すのではなく、今の自分を少し見えるようにします。 健司:夜中に目が覚めても、暑かったのか、考え事だったのか、朝になると曖昧なことがあります。 ミミ:ありますね。アメリカ国立老化研究所、NIA(エヌ・アイ・エー)は、更年期移行期に、ほてり、寝汗、眠りにくさ、関節や筋肉の不快感、気分や集中の変化などが起こり得ると説明しています。ただ、症状の出方も長さも人それぞれ。別の原因が隠れていることもあります。 健司:「更年期だから仕方ない」で終わらせなくていい、と。 ミミ:[soft emphasis] ええ。気のせいで片づけなくていい話です。今日の小さな行動は、今夜ひと晩だけ、四つを書くこと。寝た時刻。夜中に目が覚めた回数。ほてりや寝汗があったか。翌朝、どんな感じだったか。きれいな表はいりません。スマートフォンのメモに四行で十分です。 健司:一晩では診断はできませんが、相談の入口にはなりますね。 ミミ:その通り。これは診断でも、治療の代わりでもありません。何日か続けたくなれば続けてもいい。でも、全部をがんばらなくて大丈夫。まず一晩です。症状が続く、強い、急に始まった、心配がある。そんなときは、資格のある医療者に相談してください。胸の痛み、息苦しさ、意識の異常など、緊急性のある症状を更年期と決めつけないことも大切です。 健司:眠りが浅いと、「デトックスでリセット」という言葉も気になりやすいですよね。 ミミ:気になりますよね。でも、NCCIH(エヌ・シー・シー・アイ・エイチ)は、デトックスやクレンズで毒素が除かれるという宣伝を支える、説得力ある研究はないとしています。体では、肝臓、腎臓、肺、皮膚、胃腸が、ふだんから代謝と排泄を担っています。 健司:強い断食や下剤を使う方法には、別の負担もあります。 ミミ:脱水、電解質の乱れ、薬との相互作用、栄養不足、必要な受診の遅れにつながることがあります。眠れない朝ほど、体を罰するような方法に急がない。水分といつもの食事を大切にして、気になる症状を言葉にする。今日の整え方は、それでええんです。[pause 0.6s] ミミ:[transitioning] 最後は、日本語の学びの本です。九月十八日、アルクの日本語ジャーナルが、新刊『日本語教員試験 対策問題集、音声ダウンロード付き』を詳しく紹介しました。編集はアルク日本語編集部。発売日は九月十七日、税込三千八十円です。 健司:日本語を学ぶ人ではなく、教える人のための本ですね。 ミミ:はい。国家資格の「登録日本語教員」に必要な、日本語教員試験が対象です。出版社の説明では、一日二十分を六十日。基礎から応用まで出題範囲を進め、音声問題にも取り組む設計です。 健司:二か月分と聞くと、少し構えてしまう人もいそうです。 ミミ:ですから、今日買って全部始めなくていいんです。まず目次を見て、「言葉の仕組み」「教え方」「異文化理解」など、自分が知りたい場所を一つ探す。これは出版社による紹介で、独立した書評ではありません。けれど、五十代から日本語の学びを仕事や地域の支援につなげたい方には、試験の全体像を知る入口になります。 健司:学ぶことの先に、誰かと話せる場所が増える。いい週末の本選びですね。 ミミ:[calmly] では、今朝の三つを短く。ひとつ。大統領の表明と、実際の運用を分け、政治ニュースは複数の情報で確かめる。ふたつ。バージニアビーチの期日前投票は始まりました。会場と自分の投票項目を公式案内で確認。みっつ。今夜、眠りとほてりを四行だけ記録する。診断ではなく、自分の声を受診につなぐ準備です。 健司:京都の京まふ、大相撲の一敗七人、ドジャースの四本塁打。週末らしい明るい動きもありました。 ミミ:[warmly] はい。そして、ミミのひとこと。見分ける力は、疑ってばかりいることやあらしまへん。大切なものを、自分の速さで選び直す力です。今日はひとつ確かめたら、あとは朝の光に任せましょう。 ミミ:ここまでのお相手は、ミミと、 健司:健司でした。 ミミ:どうぞ、やさしい土曜日を。ほな、また明日の朝に。