ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年九月二十二日、火曜日。ミミのポッドキャストです。五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。昨日の用事がまだ心に残っていても、今すぐ全部を片づけなくて大丈夫。まず、息をひとつ吐きましょう。足の裏が床に触れる感覚を確かめて、今日の自分の速さに戻ってきてください。 健司:[conversational] 朝は、頭の中だけ先に出かけてしまいますからね。ここで少し、追いつく時間を。 ミミ:ええ。今朝は、アメリカで報道機関がホワイトハウスへの取材制限をめぐって提訴した話。バージニアビーチからは、家族で防災を話す新しいきっかけ。京都は洛西のお祭り二日目です。大相撲は九日目、ドジャースは今日からパドレス戦。からだノートでは、体調と薬のメモを一枚に。そして日本語を学ぶ本を短くご紹介します。 ミミ:情報の区切りは、アメリカ東部時間、九月二十二日午前六時。日本では同じ日の午後七時です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まずアメリカのニュースから。九月二十一日、CNN、エムエス・ナウ、そして政治メディアのポリティコが、ホワイトハウスでの取材アクセスを失ったことをめぐり、訴えを起こしました。三社は、報道の自由を保障する憲法修正第一条に反すると主張しています。 健司:昨日までの「入れなくなった」という話が、裁判に進んだんですね。 ミミ:そうです。ただ、提訴と判決は違います。今朝、裁判所が違法と判断したわけではありません。政権側の説明と、報道機関側の主張も、分けて聞きたいところです。 健司:暮らしに引きつけると、どう見ればいいでしょう。 ミミ:政府の説明を、誰が現場で質問できるのか。そこは、選挙や政策の情報を受け取る私たちにも関わります。今日ひとつだけ見るなら、裁判所が今後どんな判断を示すか。見出しの強さより、手続きの現在地を確かめてください。 ミミ:そして地元、バージニアビーチです。市は九月二十一日、防災を子どもと家族に伝える、新しい架空のキャラクターを紹介しました。名前は、ナイト・ペリウィンクル・ヴァン・ダー・ストーム。市の緊急管理部門が、非常用品をそろえることや、家族で避難の計画を話すことを、子どもにも伝えやすくするための取り組みです。 健司:キャラクターの話なら、家族で会話を始めやすそうですね。 ミミ:ええ。これは災害が今まさに起きたという警報ではありません。備えの話です。市のページには、地域の通知サービス、ブイビー・アラーツへの登録も案内されています。家族が離れた場所にいるとき、誰に連絡するか。一つ決めておくと、いざという時の迷いを減らせます。 健司:大人同士でも、つい後回しにします。 ミミ:本当に。今日のうちに全部の備蓄を点検する必要はありません。まず連絡先一つ、そこからでいい。市議会は今日九月二十二日に会議を予定しています。関心のある議題があれば、市の公式日程で確認してください。干ばつに伴う自主的な節水のお願いも続いていますが、昨日からの新しい規制が出たとは確認していません。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] 京都からは、まちの小さな灯りを。西京区の洛西ニュータウンでは、九月二十一日と二十二日の二日間、バンブー・ボン・ダンスが予定されています。西京区とニュータウン、それぞれの五十周年を祝う催し。京都市が紹介した内覧会では、竹のやぐらと竹あかりが会場を彩っていました。 健司:昨日始まる予定だったお祭り、今日は二日目ですね。 ミミ:そう。市の案内に基づく開催予定としてお伝えしています。今の時点で、今日の現地の進み具合や、終わったかどうかまでは確かめられていません。行かれるなら、西京区の最新案内を見てくださいね。 健司:まちびらきから五十年というと、そこで育った人が、今は子どもや孫と歩いているかもしれません。 ミミ:[thoughtful] そう思うと、灯りの見え方も少し変わりますね。京都市の歳時記には、市役所前での平成女鉾の建立や祇園囃子も、今日までの予定として載っています。大きな観光の見出しだけでなく、地域の人が続けてきた音や手仕事にも、その日の京都があります。遠くから思い浮かべるだけでも、気持ちに余白ができます。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] ここから少し、土俵と球場へ。大相撲秋場所は、九月二十一日に九日目を終えました。横綱・大の里が藤凌駕を引き落として、八勝一敗。単独の先頭を守っています。 健司:勝ち越しですね。追う側も動きがありましたか。 ミミ:関脇の藤ノ川が大関・琴櫻を上手投げで破り、七勝二敗。熱海富士も七勝二敗です。琴櫻は六勝三敗になりました。昨日まで二敗の力士だった藤ノ川が、ここで大関を倒した。後半戦の空気が変わってきます。 健司:十五日間、まだ先がありますね。 ミミ:ええ。今日九月二十二日は十日目。大の里の一敗を追う二敗の人たちが、どんな一番を見せるか。勝ち星だけでなく、疲れが見える時期の立ち合いも見どころです。一日ごとに仕切り直す姿には、こちらも背筋が少し伸びます。 健司:[conversational] 野球は、ドジャースが昨日は試合なし。今日からパドレスを本拠地に迎えます。 ミミ:はい。直近の試合は九月二十日のジャイアンツ戦で、ドジャースが三対一で勝ちました。九月二十一日時点のメジャーリーグ公式の順位表では、九十六勝六十敗。すでに地区優勝を決めています。パドレスとのゲーム差は九です。 健司:もう地区優勝は決まっていても、最後のホームシリーズには意味がありますね。 ミミ:あります。ポストシーズンに向けて、選手の状態をどう整えるか。今日の試合は東部時間の午後十時十分、ロサンゼルスでは午後七時十分の予定です。大谷翔平選手が負傷者リストから、このシリーズで戻る可能性は報じられていますが、復帰が決まったわけではありません。出場の有無は、球団の発表を待ちましょう。 健司:予定と確定を分けておくと、安心して楽しめます。 ミミ:そうですね。結果を急がず、まず今日の一球を。[pause 1.0s] ミミ:[warmly] ここからは、五十代からのからだノート。今日は、体の変化と、お薬やサプリメントの関係を考えるための、小さなメモの話です。更年期の頃、眠りが浅い日、急に暑く感じる日、気持ちが落ち着かない日。重なってくると、どれが何に関係するのか、本人にも分かりにくいものです。 健司:気のせいかな、と片づけてしまいそうです。 ミミ:気のせいで片づけなくていい話です。症状の出方には個人差があり、自己判断だけでは分からないこともあります。だから今日できる一つは、紙でもスマートフォンでもいいので、「気になる変化を一つ」と「今、飲んでいる薬やサプリメント」を同じメモに書いておくこと。たとえば、夜中に目が覚めた、という一行。始まった時期が分かれば、それも添える。それ以上、きれいにまとめなくて大丈夫です。 健司:診察で話す時、手元にあると助かりますね。 ミミ:ええ。医療者が状況を一緒に整理する材料になります。サプリメントも、薬と相互作用することがあるので、隠さず伝えたいところです。最近、デトックスやクレンズという言葉もよく見かけますが、「毒素を出す」とする効果に、説得力のある研究はありません。肝臓、腎臓、肺、皮膚、消化管が、ふだんの代謝や排泄に関わっています。 健司:体調がすぐれないと、何かで一気に整えたくなる気持ちもあります。 ミミ:[soft emphasis] ありますよね。でも、極端な断食や下剤を使う方法は、脱水や電解質の乱れを招くこともあります。今日の一歩は、買うことでも、我慢することでもなく、今の体の情報を一か所に置くこと。症状が続く、強い、突然始まった、あるいは心配だと感じる時は、資格のある医療者に相談してください。これは一般的な健康情報で、一人ひとりの診断に代わるものではありません。 健司:一枚のメモなら、朝の数分でも始められそうです。 ミミ:はい。全部をがんばらなくて大丈夫。小さく書いて、必要な時に使えるようにしておきましょう。[pause 0.6s] ミミ:[conversational] 最後に、日本語を学ぶ本の小さなノートです。九月に出版社の案内に載っている『トラベル・ジャパン、ラーン・ジャパニーズ 旅で日本語を学ぼう!』。旅の場面と日本語を結びつけて学ぶ教材です。 健司:昨日は漢字の練習帳でした。今日は、使う場面から入る本ですね。 ミミ:そうです。ただし、九月二十一日以降に新しい発売情報や、内容を詳しく論じた独立書評が出たとは確認できませんでした。ですから、新しい評価がついた本としてはお話ししません。旅行先で見聞きする言葉を入り口にしたい方には、出版社の紹介をのぞいてみる価値がありそうです。学ぶ時も、一度に一冊を終えるより、今日の一場面を声に出す。それくらいが続けやすいかもしれません。 健司:知っている言葉が、次の旅の景色を少し近くしますね。 ミミ:[calmly] それでは、今朝の三つ。ひとつ、ホワイトハウスの取材制限は訴訟に進みました。提訴と判決を分けて追う。ふたつ、地元の防災は、家族の連絡先一つから。みっつ、体調の変化と服用中のものを、同じメモに。 健司:ニュースも体も、まず現在地を見て、次の一歩を決める朝ですね。 ミミ:[thoughtful] ミミのひとこと。五十代の朝には、経験があるぶん、背負うものもあります。今日の荷物は、いったん一つずつ持ちましょう。手を空ける時間も、自分で選んでいいんです。 ミミ:[warmly] ここまでご一緒くださって、ありがとうございました。どうぞ、あなたの歩幅で。ほな、また明日の朝に。