ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年九月二十四日、木曜日。ミミのポッドキャストです。五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。今朝、体はもう動いているのに、気持ちがまだ追いついていないなら、急かさなくて大丈夫。息を吐くたび、昨日の続きを少しずつ手放して、今日の自分が座れる場所をつくりましょう。 健司:[conversational] 朝いちばんから、全部を整えなくてもいいんですよね。 ミミ:ええ。今朝は、中国の習近平国家主席がワシントンに到着し、米中の貿易休戦が延長されるという動きから。バージニアビーチの警察発表と節水、休日明けの京都市会、大相撲とドジャースへ続きます。からだノートは、ほてりを我慢比べにしない三項目メモ。最後に、大人の漢字を学び直す本をご紹介します。 ミミ:情報の区切りは、アメリカ東部時間、九月二十四日午前六時。日本では同じ日の午後七時です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まずアメリカです。九月二十三日夕方、中国の習近平国家主席がワシントン近郊のアンドルーズ統合基地に到着しました。トランプ大統領は、通常よりも珍しい空港での出迎えを行いました。 健司:中国の国家主席によるアメリカへの公式訪問は、久しぶりなんですね。 ミミ:十年以上ぶりです。今日、九月二十四日は、ホワイトハウスで首脳会談と国賓行事が予定されています。人工知能、貿易、台湾、それに国際安全保障。話す課題は重く、幅も広いです。 健司:暮らしに近いところでは、何を見ておけばいいでしょう。 ミミ:ひとつ具体的な動きがあります。ベッセント財務長官は、米中の貿易休戦を来年一月十日まで延長すると述べました。十一月に期限を迎える予定だったものです。 健司:では、関税の心配がなくなって、品物もすぐ安くなる、と考えていいですか。 ミミ:[soft emphasis] そこまでは言えません。休戦の延長は、急な対立激化を避ける時間が増えた、という意味では大切です。ただし、関税や輸出規制の争点が解決したわけではなく、店頭価格がすぐ下がる保証でもありません。 健司:大きな式典より、会談後の文書や、実際の措置を見る。 ミミ:そうですね。今日ひとつだけ見るなら、両国が同じ内容を公式に説明するか。約束の期限、対象、実施日がそろっているかです。歓迎の演出と、暮らしに届く政策は、静かに分けて受け取りましょう。 ミミ:[transitioning] 地元、バージニアビーチです。市警察は九月二十三日、ニュータウン・アーチで起きたとされる事件について、男性一人を逮捕したと発表しました。事件の通報は九月八日。逮捕は九月十七日です。 健司:けがをした男性が見つかった、と警察は説明していますね。 ミミ:はい。逮捕された男性は、悪意ある傷害、軽窃盗、武器を見せて脅した容疑に問われています。捜査は続いています。そしていつもの大事な線引きです。これは警察の発表で、容疑は有罪判決ではありません。 健司:日々の暮らしでは、節水の呼びかけも続いています。 ミミ:市の公式サイトは、干ばつ状態が続いているとして、不要不急の水の使用を減らすよう呼びかけています。歯磨きの間は水を止める、洗濯は量がまとまってから。大きな我慢より、続けられる一つで十分です。状況が変われば、市の案内を確認してください。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] 京都は、祝日が明けて、市政の時計がまた動く一日です。京都市会の公式日程では、今日九月二十四日に、総務消防、環境福祉、文教はぐくみの三つの常任委員会が予定されています。 健司:消防や福祉、教育。暮らしに近い分野が並んでいますね。 ミミ:ええ。九月市会は十七日に始まり、今日から委員会の審議が再開します。明日二十五日は、まちづくりと産業交通水道の委員会が予定されています。ただ、今朝の時点では、今日の審議結果はまだ出ていません。 健司:予定と結果を混ぜない。地味ですが、大切ですね。 ミミ:ほんまにそうです。京都では、観光の華やかな景色のすぐそばで、ごみ、交通、福祉、学校といった毎日の仕組みが話し合われています。見出しだけでなく、後から公開される委員会資料や結果を、一つ確かめる。地域のニュースとの、よい付き合い方です。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] ここからは、土俵と球場へ。大相撲秋場所は、九月二十三日に十一日目を終えました。横綱・大の里が、関脇・藤ノ川を寄り切り。十勝一敗で、単独首位を守りました。 健司:追う力士との差は、どうなりましたか。 ミミ:藤ノ川、熱海富士、美ノ海、金峰山が八勝三敗。大関・安青錦も八勝三敗です。大の里は、追走勢に二つの差をつけました。 健司:終盤に入って、数字の上ではかなり有利ですね。 ミミ:ただ、土俵は一日ずつです。疲れも、相手の作戦もあります。今日の十二日目、大の里が自分の相撲を続けられるか。追う五人が三敗を守れるか。取り組み変更を含め、直前の公式情報も確かめて楽しみましょう。 健司:[conversational] ドジャースは、九月二十三日のパドレス戦に、一対五で敗れました。 ミミ:ドジャースは十安打、パドレスは八安打。それでも得点は一対五。ヒットの数だけでは、試合の形は分からない夜でした。 健司:先発した山本由伸投手は、六回を投げました。 ミミ:八十八球、被安打五、四奪三振、四失点。ただし自責点は二です。今季九敗目で、十四勝九敗。ドジャースの一点は、トミー・エドマンの犠牲フライでした。 健司:今夜も同じカードがありますね。 ミミ:九月二十四日、東部時間の午後十時十分。ロサンゼルスでは午後七時十分の予定です。予告先発は、ドジャースがタイラー・グラスノー、パドレスがニック・ピベッタ。ドジャースは九十七勝六十一敗で地区首位。パドレスとの差は九ゲームです。予定は変わることがありますので、試合前に公式情報をどうぞ。 ミミ:[thoughtful] 勝った翌朝も、負けた翌朝も、次の一球は同じようにやってきます。切り替えるとは、忘れることではなく、次に向けて手を空けることかもしれません。[pause 1.0s] ミミ:[warmly] ここからは、五十代からのからだノート。今日は、ほてりを我慢比べにしないための、三項目メモです。 健司:急に熱くなったり、汗が出たり。でも、短い時間だからと、つい何も言わずに済ませてしまう方もいそうです。 ミミ:そうですね。ほてりは更年期の移行期によくある症状です。でも、よくあることと、黙って耐えることは同じではありません。気のせいで片づけなくていい話です。 健司:記録するとしたら、細かく書く必要がありますか。 ミミ:いいえ。今日ひとつだけするなら、三つで十分です。一つ目は起きた時刻。二つ目は、その直前にしていたこと。三つ目は、困り度をゼロから十で。スマートフォンでも、小さな紙でもかまいません。 健司:直前にしていたこと、というのは。 ミミ:辛いもの、アルコール、カフェイン、ストレス、暑い場所などが、ほてりの引き金になることがあります。アメリカ保健福祉省の女性健康局も、きっかけを書き留める方法を案内しています。ただし、これは自分で原因を決めつけるためではありません。 健司:自分の傾向を見て、相談の材料にするんですね。 ミミ:その通りです。「最近つらい」だけでも大切な訴えですが、「夜中の二時ごろ、週に四回、困り度は八」と分かると、医療者と一緒に考えやすくなります。治療には、ホルモン療法や非ホルモンの処方薬など複数の選択肢があります。合う方法は、既往歴やリスクで変わりますから、資格のある医療者と相談してください。 健司:受診を急いだほうがよい目安もありますか。 ミミ:[calmly] 睡眠や日常生活に支障がある、症状が続く、強くなる、突然始まった、あるいは胸の痛みや息苦しさなど心配な症状を伴う時は、相談を先延ばしにしないでください。閉経後一年以上たってからの出血も、医療者に伝えてほしい症状です。 ミミ:このコーナーは一般的な健康情報で、個別の診断や治療に代わるものではありません。全部をがんばらなくて大丈夫。今日は三項目を一回書けたら、それで十分です。[pause 0.6s] ミミ:[conversational] 最後に、日本語を学ぶ本の小さなノートです。青春出版社の『読む・書く・変換する、一秒で気づく漢字、ぜんぶ使える、できる大人の漢字知識』。ことば探究舎の編で、二〇二六年六月十一日に刊行されました。 健司:漢字は読めても、いざ書く時や変換する時に、迷うことがありますね。 ミミ:ありますねえ。この本は、漢字の形だけを暗記するのではなく、なぜその字を使うのか、語の中でどんな意味を持つのかを手がかりにする構成だと、出版社は説明しています。 健司:日本語学習者なら、どんな使い方がよさそうでしょう。 ミミ:一日に一語。漢字を見て、声に出し、短い文を一つ作る。それで十分です。なお、今回は直近の実質的な独立書評までは確認できませんでした。評判が定まった本としてではなく、二〇二六年に出た、比較的新しい学び直しの選択肢としてご紹介しています。 健司:知っている字を、使える言葉に戻す時間ですね。 ミミ:ええ。覚える量より、今日ひとつ、自分の文にできたか。そこを小さな手応えにしてみましょう。 ミミ:[calmly] それでは、今朝の三つ。ひとつ、米中の貿易休戦は来年一月十日まで延長の見通し。ただし、争点の解決や即時の値下げを意味するものではありません。ふたつ、大相撲は大の里が十勝一敗で単独首位。ドジャースは一対五で敗れました。みっつ、ほてりは、時刻、直前の行動、困り度の三つだけ記録する。 健司:大きな話も、体の話も、確かめられる一つに戻す朝ですね。 ミミ:[thoughtful] ミミのひとこと。五十代は、我慢できることが増えたぶん、我慢しなくていいことを選び直す時でもあります。小さな違和感に言葉を与えることは、自分を甘やかすことではなく、自分を守ることです。 ミミ:[warmly] ここまでご一緒くださって、ありがとうございました。今日も、あなたの歩幅で。ほな、また明日の朝に。