ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年九月二十六日、土曜日。ミミのポッドキャストです。五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。週末の朝は、ほっとする気持ちと、平日にできなかったことを片づけたい気持ちが、同時に来ることがありますね。まずは肩を少し下ろして、今の自分に必要な一つだけを選びましょう。全部を取り戻さなくても、今日という日はちゃんと始められます。 健司:[conversational] 休みの日こそ予定を詰めて、かえって疲れることもあります。ひと呼吸してから選ぶ朝ですね。 ミミ:ええ。今朝は、アメリカの精神保健への新しい助成から。バージニアビーチの週末交通、京都の意見募集、大の里の優勝、ドジャースの完封勝利へ。からだノートは、小さな立ち座りです。 ミミ:情報の区切りは、アメリカ東部時間、九月二十六日午前六時。日本では同じ日の午後七時です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まずアメリカです。保健福祉省、HHS(エイチ・エイチ・エス)は九月二十五日、薬物依存の治療、過量摂取の予防、精神保健、回復支援に、合わせて二億四千七百九十万ドルの助成金を交付したと発表しました。 健司:かなり大きな金額です。どんな場所に届くお金でしょう。 ミミ:担当は薬物乱用・精神保健サービス局、SAMHSA(サムサ)。学校での心の支援、トラウマ治療、過量摂取への備え、回復後の生活支援などに配分されます。 健司:発表された今日から、すぐ近くの相談枠が増える、と考えてよいですか。 ミミ:[soft emphasis] そこは分けて見ましょう。今回確認できたのは、全国の事業への交付決定です。実際にどの地域で、いつ、どんなサービスが増えるかは、助成を受けた団体ごとの案内が必要です。大きな数字が、そのまま今日の予約一枠になるわけではありません。 健司:では、今困っている時は待たない。 ミミ:はい。危機的なつらさがある時、アメリカでは電話やメッセージの九八八につながれます。治療先を探す公式サイトは、ファインド・トリートメント・ドット・ガブ。助成の効果はこれから。でも、助けを求めることは今日からでいいんです。 ミミ:[transitioning] 地元、バージニアビーチです。今週末は、ネプチューン・フェスティバルのボードウォーク・ウィークエンド。今日九月二十六日は、午前十時から午後十一時まで、海岸とボードウォークの一番街から三十三番街がにぎわいます。 健司:楽しい週末ですが、車で近くを通る方には影響がありますね。 ミミ:市の案内では、今日、アトランティック・アベニューの二番街から三十二番街で道路閉鎖が予定されています。市営の駐車場やガレージ、路上駐車も満車が見込まれます。 健司:参加しない人も、買い物や通院の時間に余裕を持ったほうがよさそうです。 ミミ:そうですね。出発前に、市のイベント情報、VB Go(ブイビー・ゴー)、またはWaze(ウェイズ)で経路を一度確認してください。 健司:干ばつによる節水も続いていますか。 ミミ:自主的な節水の呼びかけは続いています。ただ、今朝までに新しい段階への変更は確認できませんでした。催しを楽しむ日も、暮らしの水を大切にする日も、同じ一日です。無理のない一つを続けましょう。[pause 0.6s] ミミ:[thoughtful] 京都からは、暮らしの情報がどのように扱われるか、という話です。京都市は九月二十五日、住民基本台帳の事務に関する、特定個人情報保護評価書の素案を公示し、パブリックコメントを始めました。 健司:名前が少し難しいですね。生活にはどう関係しますか。 ミミ:住民基本台帳の仕事で、マイナンバーを含む情報をどう扱い、リスクをどう減らすか。その評価案に、市民が意見を出せる手続きです。「自分の情報が、どんな目的で、どう守られるのか」という身近な問いにつながります。 健司:意見を出したい時は、締切や方法を公式ページで確認する。 ミミ:ええ。番組では募集開始までを確認しています。提出方法や締切は、京都市の原文を見てください。今日ひとつだけ見るなら、素案の中の「扱う情報」と「想定するリスク」。全部を読み切れなくても、その二か所から入ると、自分との距離が少し近くなります。 ミミ:同じ日には、京都の暮らしと自然のつながりを伝える動画も公開されました。どちらも、暮らしを少し知る入口です。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] ここからは、土俵と球場へ。大相撲秋場所は九月二十五日、十三日目。横綱・大の里が大関・琴櫻を寄り切りで破り、十三戦全勝。二場所連続、四回目の幕内優勝を決めました。 健司:十三日目で決まりました。かなり早い優勝ですね。 ミミ:十三日目の優勝決定は、白鵬以来十年ぶりです。大の里は、琴櫻の攻めを受けながら右を差し、最後は落ち着いて寄り切りました。残り二日、次の注目は全勝優勝になるかどうかです。 健司:優勝が決まっても、ほかの力士には勝ち越しや三賞がかかっています。 ミミ:その通り。今日の十四日目、優勝者の一番だけでなく、それぞれの八勝目、負け越しを止めたい一番にも物語があります。結果は公式の取組情報で確かめましょう。 健司:[conversational] ドジャースは、サンフランシスコでジャイアンツに二対〇。前日の敗戦から、きれいな完封勝利です。 ミミ:先発のタリク・スクーバルは、七回を被安打三、無失点。十奪三振、無四球で、十二勝七敗です。 健司:八回には佐々木朗希投手が登板しました。 ミミ:[slightly upbeat] 三人で抑え、二奪三振。今季初のホールドがつきました。九回はタナー・スコットが締めて、二十四セーブ目。打線はテオスカー・ヘルナンデスとアンディ・パヘスのソロホームラン二本で得点しました。 健司:ドジャースは九十八勝六十二敗。ナショナル・リーグ西地区の首位です。 ミミ:次もサンフランシスコで、今日九月二十六日、東部時間午後四時五分の予定。予告先発はドジャースがブレイク・スネル、ジャイアンツがマット・ウィルキンソンです。予定は変わることがありますので、試合前に公式情報をどうぞ。[pause 1.0s] ミミ:[warmly] ここからは、五十代からのからだノート。今日は、運動を自分への罰にしないための、たった一回の立ち座りです。 健司:運動という言葉を聞くと、「何分やらないと意味がない」と考えて、始める前から疲れることがあります。 ミミ:ありますね。でも筋肉は、椅子から立つ、階段を上がる、荷物を持つ。自分の暮らしを選ぶ力につながっています。 健司:更年期の体にも、筋力運動は役立ちますか。 ミミ:アメリカ産科婦人科学会、ACOG(エイコグ)は、筋力トレーニングは筋肉をつくり、骨量の減少を遅らせると説明しています。また、二〇二五年に掲載された査読研究では、負担の小さいレジスタンス運動で、更年期の段階にかかわらず、下半身の力とバランスが改善しました。 健司:では、運動をすれば、ほてりも不眠も全部よくなるのでしょうか。 ミミ:[calmly] そこまでは言えません。筋力やバランスへの利点と、更年期症状の治療効果は別です。つらい症状を「運動不足だから」と自分のせいにしなくて大丈夫。気のせいで片づけなくていい話です。 健司:今日の一回は、どうしますか。 ミミ:安定した椅子で、足の裏を床につけます。必要なら手を使い、ゆっくり一度立って、座る。今日は一回で十分。痛みやふらつきがないか、体の声を聞いてください。 健司:一回なら、歯を磨く前にもできそうです。 ミミ:ええ。ただし、痛み、めまい、息苦しさが出たら中止を。転びやすさがある、骨粗しょう症や心臓の病気がある、最近手術をした、動き方に不安がある方は、医療者や理学療法士に安全な方法を相談してください。突然の強い症状や心配な変化は、運動で様子を見ず、早めの評価が必要です。 健司:体をリセットする、と言ってデトックスやクレンズを合わせる必要はありますか。 ミミ:[soft emphasis] 必要ありません。デトックスやクレンズは、筋力や更年期症状の治療ではないんです。厳しい食事制限、下剤、過剰な水分は、脱水、電解質の乱れ、栄養不足につながることがあります。体では、肝臓、腎臓、肺、皮膚、消化管が、普段から老廃物の処理を担っています。 ミミ:このコーナーは一般的な健康情報で、個別の診断や治療に代わるものではありません。今日の一回は、体型を罰するためではなく、これからの暮らしを支えるため。そんなふうに置いてみてください。[pause 0.6s] ミミ:[conversational] 最後は、日本語を学ぶ本のノートです。Fumi(フミ)さんの『Travel Japan, Learn Japanese 旅で日本語を学ぼう!』。KADOKAWA(カドカワ)から九月十六日に発売されました。 健司:旅先の会話を練習する本ですね。どんな構成ですか。 ミミ:自然、歴史と文化、地域の体験、食の四章。旅行や日常の三十場面を写真と会話で学びます。音声、英訳、文字表もあり、文法の多くは日本語能力試験のN5とN4です。 健司:初級の文法でも、実際に話しかける練習ができる。 ミミ:そうですね。難しい形を増やすより、「ここで何と言えば、会話が始まるか」に重心があります。初めて学ぶ方にも、知っている文法を自然な会話に戻したい中上級の方にも、というのが出版社の位置づけです。 健司:書評で高く評価された、という紹介ではないんですね。 ミミ:はい。今日は出版社の書誌と内容紹介に基づいています。独立した書評上の評価は確認していません。百四十四ページ、税込み二千二百円。選ぶ時は、音声の速さや例文が自分の旅の場面に合うか、見本で確かめるとよいでしょう。 健司:今日できる小さな練習はありますか。 ミミ:「すみません」のあとに、聞きたいことを一つだけ続ける練習です。道でも、おすすめでも、写真を撮ってよいかでも。完璧な文より、相手に届く入口を一つ持つ。大人の語学には、そういう実用の喜びがあります。 ミミ:[calmly] それでは、今朝の三つ。ひとつ、アメリカでは依存症治療と精神保健に二億四千七百九十万ドルの助成。地域での実施時期は、これから確認する。ふたつ、バージニアビーチはネプチューン・フェスティバルで道路閉鎖と混雑の見込み。出発前に経路を一度見る。みっつ、運動は罰ではなく暮らしの支え。安全な椅子から、一度だけ立って座る。 健司:大きなニュースも、自分の一日も、次にできる一つまで小さくすると見えやすくなりますね。 ミミ:[thoughtful] ミミのひとこと。五十代の週末は、遅れを取り戻す日やなく、自分の力を確かめ直す日でもあります。一度立てたら、それでひとつ。休めたら、それもひとつです。 ミミ:[warmly] ここまでご一緒くださって、ありがとうございました。今日も、あなたの歩幅で。ほな、また明日の朝に。