ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年九月二十八日、月曜日。ミミのポッドキャストです。五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。月曜の朝、気持ちがまだ週末に残っていても大丈夫。肩を少し下ろして、息をひとつ。今週を全部見渡さなくていいんです。まず、この朝のぶんだけ、一緒に整えていきましょう。 健司:[conversational] 月曜日は、始まる前から一週間分を背負ってしまいがちですね。 ミミ:ええ。今朝は、原油価格と暮らしへの影響、バージニアビーチの公開会合、京都の櫛祭へ。相撲は千秋楽の翌日、ドジャースは百勝に届いた最終戦です。からだノートは、骨を守る小さな動きをお届けします。 ミミ:情報の区切りは、アメリカ東部時間、九月二十八日午前六時。日本では同じ日の午後七時です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まずアメリカです。今朝、原油の値段がまた上向いています。アメリカとイランの協議がまとまるか、そして原油輸送の要所が安定するか。そこへの不透明感が続いているためです。 健司:数字は、どのくらい動いていますか。 ミミ:九月二十八日早朝の報道では、国際的な指標のブレント原油が一時、一パーセントを超えて上がり、一バレル百六ドル前後。アメリカの指標、WTI(ダブリュー・ティー・アイ)も九十三ドル台でした。 健司:それなら、今日すぐガソリン代が同じ割合で上がるのでしょうか。 ミミ:[soft emphasis] そこは分けて見ましょう。原油の一日の値動きが、そのまま近所の給油価格になるわけではありません。精製、輸送、在庫、地域差があります。ただ、高い状態が続けば、ガソリン、航空運賃、配送、寒い時期の暖房費にじわりと響く可能性はあります。 健司:生活では、何を見ておくとよいでしょう。 ミミ:今日ひとつだけ見るなら、見出しの数字ではなく、近所の実売価格です。給油を急ぐ必要がなければ、数日分の動きを見てから決める。外交の話では、協議が続く見通しはありますが、今朝までに停戦や輸送再開の合意は確認されていません。進行中の話として、結論を急がず見ていきましょう。 ミミ:[transitioning] 地元、バージニアビーチです。今日は、市の暮らしに関わる公開会合がいくつか予定されています。 健司:どんな会合でしょう。 ミミ:チェサピーク湾保全区域委員会の非公式審問と公開審問、それから、より安全なバージニアビーチを考える市長タスクフォース、退役軍人委員会などです。沿岸の土地利用や地域の安全、退役軍人の支援に関心がある方は、市の会議資料から議題を確認できます。 健司:予定変更もありますか。 ミミ:はい。オープンスペース諮問委員会は、市のカレンダーで中止と表示されています。参加するつもりだった方は、古い予定表ではなく、今日の公式ページを見てください。 健司:小さな事業をしている方には、オンライン講座もありますね。 ミミ:午後三時から四時、市の仕入先ポータルと入札案件を学ぶ無料講座です。小規模事業、女性やマイノリティが経営する事業の支援につながる内容。ただし、一般向けの給付制度ではありません。市との取引を考えている事業者向けです。自分に関係する制度かを先に確かめると、情報に振り回されにくくなります。[pause 0.6s] ミミ:[thoughtful] 京都では今日、東山区の安井金比羅宮で、第六十六回の櫛祭が行われます。 健司:櫛に感謝するお祭りですね。 ミミ:そうなんです。午後一時から祭典、午後二時ごろから、古墳時代から現代まで、各時代の髪型と衣装を再現した時代風俗行列が出発する予定です。使われなくなった櫛を供養し、美容や結髪の技術を、暮らしの歴史として伝えます。 健司:華やかな行列の向こうに、手仕事の積み重ねがある。 ミミ:ええ。髪を整えることは、身だしなみだけやなく、その時代の女性がどう暮らし、何を美しいと感じたかを映してきました。五十代になると、髪質や量の変化が気になることもありますね。でも、変化を恥じる話ではありません。今の自分に合う整え方を選ぶ。それも、長く受け継がれてきた知恵の続きやと思います。 健司:見に行く方は、どんな準備を。 ミミ:行列は徒歩での観覧が中心です。祇園から東山の一帯は混みやすいので、移動時間を少し多めに。天候や進行は、主催者と公式観光案内で当日確認してください。[pause 0.6s] ミミ:[slightly upbeat] ここからは、土俵と球場です。大相撲秋場所は昨日、千秋楽を終えました。横綱・大の里が大関・安青錦を突き出しで破り、十二勝三敗。六場所ぶり六回目の幕内優勝です。 健司:勝った方が優勝という、最後の直接対決でした。 ミミ:大の里は、立ち合いから前へ出る相撲で決めました。今日は本場所の取組はありません。協会の事業計画では、千秋楽の翌日に横綱審議委員会が開かれます。 健司:そこで何が話されるか、先回りして決めつけないことですね。 ミミ:その通りです。優勝の価値はしっかりたたえる。でも、評価や次の動きは、正式な発表を待つ。スポーツも、余韻と事実を分けて味わいましょう。 健司:ドジャースも、レギュラーシーズン最後の一戦を勝ちました。 ミミ:九月二十七日、サンフランシスコでジャイアンツに五対一。九回まで一対一で、延長十回に四点を取りました。 健司:勝ち越しは、アレックス・コールの二塁打でした。 ミミ:そしてアンディ・パヘスが、二十三号のスリーラン。最後の回に一気に試合を動かしました。勝ち投手はアレックス・ベシアです。 健司:これで、ちょうど百勝。 ミミ:百勝六十二敗。ナショナル・リーグ西地区一位、リーグ全体では二位でレギュラーシーズンを終えました。地区シリーズに直接進むため、ワイルドカード・シリーズの間は試合がありません。次の相手と開始時刻は、正式な組み合わせを待ちましょう。まずは長いシーズンを走り切った選手たちに、ひと息です。[pause 1.0s] ミミ:[warmly] ここからは、五十代からのからだノート。今日は、骨を守る運動を、特別な一日にしないためのお話です。 健司:骨は痛みがないと、つい後回しになりますね。 ミミ:そうですね。アメリカ産科婦人科学会、ACOG(エイコグ)は、閉経の前後には、エストロゲンの変化に伴って骨の量が減りやすい時期があると説明しています。歩くような体重を支える運動、筋力を使う運動、そしてバランスを保つ練習は、骨と転倒予防の両方に大切です。 健司:でも、運動と聞くと、三十分や一時間を考えてしまいます。 ミミ:[soft emphasis] 全部をがんばらなくて大丈夫。今日の小さな行動は、かかとの上げ下げを五回だけ。安全にできる方は、歯磨きやお湯が沸くのを待つ間に、安定した椅子や台に手を添えて、かかとをゆっくり上げ、ゆっくり下ろします。 健司:五回なら、始めるハードルが低いですね。 ミミ:はい。ただし、痛み、めまい、ふらつきがあれば中止してください。骨折の経験がある方、転びやすい方、治療中の病気がある方は、医療者や理学療法士に、自分に合う動きを相談しましょう。運動は、骨粗しょう症の検査や薬、個別の治療に代わるものではありません。 健司:骨のデトックスやクレンズ、という言葉も見かけます。 ミミ:骨を強くするデトックスやクレンズに、確立した根拠はありません。厳しい食事制限や下剤、過剰な水分は、脱水、電解質の乱れ、栄養不足を招くことがあります。体では、肝臓、腎臓、肺、皮膚、消化管が、普段から老廃物を処理しています。 健司:何かを抜くより、食事と動き、必要な検査を確かめる。 ミミ:ええ。急に強い背中や腰の痛みが出た、転んだあとに痛みが続く、身長が低くなったと感じる。そんな変化は、年齢のせいと片づけず、資格のある医療者へ。気のせいで片づけなくていい話です。このコーナーは一般的な健康情報で、個別の診断や治療に代わるものではありません。[pause 0.6s] ミミ:[conversational] 最後は、日本語を学ぶ本のノートです。今月の新刊から、Fumi(フミ)さんの『Travel Japan, Learn Japanese 旅で日本語を学ぼう!』をご紹介します。 健司:九月十六日にKADOKAWA(カドカワ)から出た本ですね。 ミミ:はい。税込み二千二百円。出版社の案内では、日本を旅する場面に沿って、基本レベルの会話を三十本、写真と一緒に学ぶ構成です。旅行先で短い一言を実際に使いたい、初級の学習者に合いそうです。 健司:独立した書評は出ていますか。 ミミ:今朝までに、内容を深く検討した独立書評は確認できませんでした。ですから今日は、出版社が確認した書誌と構成の紹介です。評価を作っては言いません。 健司:本が手元になくても、できる練習はありますか。 ミミ:[warmly] 旅の場面を一つ決めて、「お願いします」と「もう一度お願いします」を、声に出してみましょう。長い文を完璧に言うより、必要な一言を落ち着いて届ける。言葉は、使える大きさにして持っておくと、頼もしい味方になります。 ミミ:[calmly] それでは、今朝の三つ。ひとつ、原油高の影響は一日で決めつけず、近所の実売価格と今週の推移を見る。ふたつ、京都の櫛祭は、髪を整える技と暮らしの歴史を今につなぐ。みっつ、骨のための動きは、まず安全に、かかとの上げ下げを五回から。 健司:大きな一週間を始めるのではなく、小さな月曜を始める朝ですね。 ミミ:[thoughtful] ミミのひとこと。長く続くものは、いつも大きな決意から始まるわけやありません。今日できる小ささまで、やさしくしてみる。それも、立派な前進です。 ミミ:[warmly] ここまでご一緒くださって、ありがとうございました。今週も、あなたの歩幅で。ほな、また明日の朝に。