ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年九月三十日、水曜日。ミミのポッドキャストです。五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。九月の最後の朝ですね。今月できなかったことが、頭に浮かんでいるかもしれません。でも、月末は自分を追い込む締め切りではありません。まず息をゆっくり吐いて、ここまで来た自分に、小さく丸を一つ。次の一歩は、そのあとで大丈夫です。 健司:[conversational] 月の最後の日を、反省会だけにしない。少し気持ちが軽くなりますね。 ミミ:ええ。今朝は、アメリカの最高裁が移民の第三国送還をめぐって出した暫定判断。バージニアビーチは、きょうの公開会合と新しくなった道路。京都からは、ごみを資源としてめぐらせる計画の点検です。 健司:スポーツは、秋巡業を待つ相撲と、ドジャースの相手につながるワイルドカード初戦。からだノートは、更年期の今から先を守る、ひとつの確認ですね。 ミミ:そして日本語の本は、書いて文型を整える新しい練習帳です。情報の区切りは、アメリカ東部時間、九月三十日午前六時。日本では同じ日の午後七時です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まずアメリカです。連邦最高裁は九月二十九日、移民を出身国ではない第三国へ迅速に送る政策について、下級審の制限を一時的に止めました。これにより、政権は政策を当面、再開できます。 健司:ここでいう第三国は、その人の出身国ではない国、ということですね。 ミミ:そうです。そして大切なのは、今回が本案の最終判断ではないこと。最高裁が政策全体を最終的に合法と決めた、という意味ではありません。裁判を続けている間の扱いを決めた暫定措置です。 健司:争っている側は、何を問題にしていますか。 ミミ:送られる先で迫害や拷問を受けるおそれがあるとき、その危険を申し立てるための実質的な通知と機会が必要だ、と主張しています。手続きの速さと、安全を訴える機会。その両方が問われています。 健司:暮らしに近いところでは、どう受け止めればいいでしょう。 ミミ:[soft emphasis] ご本人や家族が移民手続きの対象なら、短い動画やSNSの説明だけで、自分にも同じ判断が当てはまると思わないことです。期限や命令の内容は、一人ひとり違います。書類を手元に置いて、信頼できる移民法律相談へ早めにつなぐ。今回の命令の続報と、下級審での審理も見ていきましょう。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 続いて、バージニアビーチです。 ミミ:市の公式カレンダーでは、きょう九月三十日、二つの公開会合が予定されています。リゾート投資委員会は午前八時半から。業務改善運営委員会は午後一時からです。 健司:観光地区への投資と、市役所の仕事の進め方。どちらも暮らしにつながりますね。 ミミ:はい。ただし、会場や参加方法は個別ページで当日の確認を。きのうも中止になった会合がありました。予定表の題名だけで出かけず、最後にもう一度見る。それが確実です。 健司:道路の工事が終わったという知らせもあります。 ミミ:市は九月二十八日、ウィンストン・セーラム・アベニュー改善事業の完成を発表しました。道路だけでなく、歩く人の動線にも関わる更新です。通り慣れた場所ほど、最初の数日は新しい標識や横断位置をゆっくり確認してください。 健司:便利になったあとにも、慣れ直す時間が要りますね。 ミミ:そうなんです。変化がよいものでも、からだの記憶は少し前の道を歩いています。急がず、目で確かめましょう。[pause 0.6s] ミミ:[thoughtful] 海を越えて、京都です。京都市は九月二十九日、ごみの減量と資源循環を話し合う審議会の部会を、十月二日に開くと発表しました。 健司:「京・資源めぐるプラン」の進み具合を見る会議ですね。 ミミ:ええ。二〇二五年改定版の進捗と、今年度の取り組みが議題です。会場は京都市役所分庁舎の四階。午前十時から正午までで、傍聴は先着三人。受付は午前九時四十分から九時五十分です。 健司:定員が三人ですから、傍聴したい方は時間をよく見ておく必要があります。 ミミ:その通り。ごみの話は、分別をちゃんとしなさい、で終わりがちです。でも本当は、回収したあと資源としてどうめぐるのか、市の計画が予定どおり進んでいるのかも大切。暮らす人が公開の場で確かめられることに意味があります。 健司:毎日の小さな分別と、街全体の仕組みをつなげて見る。 ミミ:そうすると、自分だけが背負う話ではなくなります。できることは一つずつ。それでよろしおす。[pause 1.0s] 健司:[slightly upbeat] ここからは、少し軽いエネルギーを。まず大相撲です。 ミミ:九月場所は二十七日に終わり、今朝までに新しい番付発表や本場所の結果はありません。次の公式日程は秋巡業。十月七日、神奈川県海老名市から始まります。 健司:優勝した大の里をはじめ、力士にはまず回復してほしい時期ですね。 ミミ:ええ。巡業はファンに近い場所へ相撲を届ける大切な機会ですが、その前に土俵の疲れをほどく時間でもあります。今朝は新しい材料がないので、無理に物語を足しません。七日の海老名から、また公式情報を追いましょう。 健司:[transitioning] ドジャースには、相手候補のシリーズで動きがありました。 ミミ:九月二十九日、ナ・リーグのワイルドカード第1戦。アトランタ・ブレーブスがフィラデルフィア・フィリーズに五対三で勝ちました。ブレーブスは八回に三点を挙げて逆転です。 健司:このシリーズの勝者が、ドジャースと対戦します。 ミミ:はい。三戦二勝制で、第二戦はきょう九月三十日、東部時間午後二時。ブレーブスが勝てば相手が決まり、フィリーズが勝てば第三戦へ進みます。ドジャースの地区シリーズ初戦は十月三日、本拠地です。 健司:ドジャース自身は試合をせず、相手の勝ち上がりを見る朝ですね。 ミミ:休養は利点です。ただ、試合間隔が空く難しさもある。相手の名前を急いで決めつけず、きょうは第二戦の結果を待ちましょう。[pause 1.0s] ミミ:[warmly] ここからは、五十代からのからだノートです。きょうは、更年期を「いまの症状」だけでなく、これからの健康につなげて見るお話です。 健司:症状が落ち着くことだけを考えていると、その先まではなかなか目が向きませんね。 ミミ:NIH(エヌ・アイ・エイチ)、アメリカ国立衛生研究所の女性健康研究室は、更年期は多くの場合、正常で健康な人生の段階だと説明しています。その一方で、閉経期には心臓病と骨粗しょう症のリスクが高まります。 健司:更年期そのものが病気、という意味ではない。でも、健康の見直しどきではある。 ミミ:[calmly] その受け止め方が大切です。からだの変化を怖がらせる話ではありません。年齢、遺伝、喫煙、ストレス、食事、運動など、いくつもの要素が重なります。ひとつの症状だけで、将来を決めつけることはできません。 健司:では、きょう何をすればいいでしょう。 ミミ:三つのうち、分かるものを一つだけ確認してみてください。次の健診日はいつか。最近の血圧はいくつだったか。最後の月経は、おおよそいつだったか。全部を調べなくて大丈夫です。 健司:診断するためではなく、医療者との会話の入口ですね。 ミミ:そうです。国立老化研究所は、ほてり、月経の変化、眠りにくさなどを考えるとき、医療者が年齢、症状、家族歴などを確認すると説明しています。閉経は、最後の月経から一年たって初めて確認されます。出血について心配があるときは、自己判断で待ち続けず相談してください。 健司:デトックスやクレンズで、体を一度きれいにしたくなる広告も見かけます。 ミミ:[soft emphasis] でも、デトックスやクレンズで心臓や骨のリスクを下げられる、という確立した根拠はありません。肝臓、腎臓、肺、皮膚、消化管が、からだの通常の処理を担っています。極端なクレンズは、脱水、電解質の乱れ、栄養不足、薬との相互作用、必要な受診の遅れにつながることがあります。 健司:何かを急に抜くより、分かる健康情報を一つ確認する。 ミミ:ええ。気のせいで片づけなくていい話です。症状が続く、悪くなる、突然または強く出る、日常生活に大きく響く。そんなときは、資格のある医療者へ。きょうは健診日、血圧、最後の月経。そのうち一つに、小さく印をつけましょう。[pause 1.0s] 健司:[conversational] 最後は、日本語学習の本です。 ミミ:九月下旬に、スリーエーネットワークから『みんなの日本語 初級Ⅰ 第三版 書いて覚える文型練習帳』が発売されました。著者は平井悦子さんと三輪さち子さん。税込千五百四十円です。 健司:長く使われてきたシリーズの、新しい副教材ですね。 ミミ:はい。第三版の本冊で学ぶ語彙や文型を、実際に書いて整理します。イラストや表、各課の文法チェックシート、短い作文、総復習が入り、第十課までは、ひらがなを言葉ごとに分けた表記。第十一課から漢字かな交じりになります。 健司:どんな人に合いそうですか。 ミミ:初級前半の文型を、目で見るだけでなく、手を動かして確かめたい人。それから、先生に提出して見てもらいたい人です。全ページに切り離しやすいミシン目があります。これは出版社の商品説明で、独立した書評ではありません。その点は分けておきます。 健司:今朝の使い方を一つ挙げるなら。 ミミ:例文を一つだけ、自分の朝の内容に置き換えて、手で書いてみてください。「コーヒーを飲みます」を「窓を開けます」にするくらいで十分。正しさだけでなく、自分の暮らしに言葉を連れてくる練習になります。 ミミ:[transitioning] では、今朝の三つです。一つ。アメリカ最高裁の第三国送還をめぐる命令は、最終判断ではなく暫定措置。対象になる方は個別の法律相談へ。二つ。ドジャースの相手につながるシリーズは、ブレーブスが五対三で先勝。きょう第二戦です。三つ。健診日、血圧、最後の月経。分かるものを一つだけ確認する。 健司:月末だからこそ、全部を片づけるより、確かな一つを残す朝ですね。 ミミ:[thoughtful] ミミのひとこと。区切りの日に必要なのは、完璧な締めくくりではありません。今の自分が持てる、確かな一つ。それがあれば、次の月へ静かに渡っていけます。ほな、九月最後の一日も、ご一緒に。 健司:[warmly] どうぞ、穏やかな水曜日を。 ミミ:ミミのポッドキャストでした。また明日の朝に。