ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年十月五日、月曜日。ミミのポッドキャストです。五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。月曜の朝、目は覚めても、気持ちがまだ週末の部屋にいることがありますね。急いで引っぱり出さなくて大丈夫。息をひとつ長めに吐いて、今週の最初の一歩だけ、一緒に置きましょう。 健司:[conversational] 一週間を全部背負わず、まず今日の朝だけ。そう思うと、少し肩が軽くなります。 ミミ:ええ。今朝は、アメリカで始まる連邦最高裁の新しい開廷期。バージニアビーチでは、明日の市職員採用フェア。京都は、開催期間と休園日を取り違えないための小さな確認です。 健司:スポーツは、秋巡業の初日前日と、ドジャース地区シリーズ第2戦。からだノートは、更年期の尿トラブルを我慢しない話。日本語の本は、「書いて覚える」初級教材の改訂版です。 ミミ:情報の区切りは、アメリカ東部時間、十月五日午前六時十六分。日本では午後七時十六分です。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] まずアメリカです。連邦最高裁の二〇二六年十月期が、今日始まります。最初から、暮らしに遠くない論点が並びます。 健司:最高裁のニュースは大きな言葉が多いですね。今日の時点で、何が決まったのでしょう。 ミミ:[soft emphasis] そこが大切です。今日始まるのは審理で、最終判断が出たわけではありません。初日に扱われる大きな事件は、気候変動による被害の費用をめぐり、自治体がエネルギー企業を州裁判所で訴えられるかという争いです。 健司:コロラド州ボルダーの事件ですね。 ミミ:はい。自治体側は、災害のコストを企業も負担すべきだと主張。サンコア(サンコア)とエクソンモービル(エクソンモービル)側は、世界規模の問題を訴訟で扱うべきではないと主張しています。金額も、今後の同種訴訟への影響も大きい事件です。 健司:この先には、移民や銃、投票をめぐる事件もあると。 ミミ:第三国への送還前に本人が異議を述べる機会を持てるか。長くアメリカに住む不法滞在者を、保釈審理なしで拘束できるか。半自動小銃の州規制、アリゾナ州の有権者登録、宗教系幼稚園と公的助成も、今期の予定に入っています。 健司:では、今日のニュースの見方は? ミミ:見出しに「最高裁」とあっても、口頭弁論、暫定判断、最終判決を分けることです。今日ひとつだけ見るなら、「何が決まったか」ではなく「何をこれから審理するか」。結論を急がないことが、いちばん実用的です。[pause 0.6s] 健司:[transitioning] 続いて、バージニアビーチです。明日、十月六日に市職員の採用フェアがあります。 ミミ:正午から午後六時まで。会場はバージニアビーチ・コンベンションセンター二階、十九番通り一〇〇〇番地です。市の十四部門が参加します。 健司:職種の幅が広いですね。 ミミ:看護、工学、技能職、商用運転免許が必要な仕事、公共安全、補助教員、運営職など。消防、警察、図書館、公園とレクリエーション、公共事業の担当者にも会えます。一部の職種では、その場で面接も予定されています。 健司:転職を考えている人だけでなく、仕事を探す家族に伝えられる情報ですね。 ミミ:[warmly] そうですね。今日は履歴書を完璧に磨く日でなくてもいい。市のキャリアページで、気になる部門を一つ選び、応募条件と持参物を確認する。事前登録もできます。知らなかった選択肢に、静かに扉を開ける一日になります。[pause 0.6s] ミミ:[thoughtful] 海を越えて、京都の暮らしです。梅小路公園では十月二日から十八日まで、「藤袴と和の花展」が案内されています。 健司:秋の花を見に、今日行こうかなと思う方もいそうです。 ミミ:ところが、今日、十月五日月曜日は休園日です。十三日火曜日も休園。開催期間の中に休みの日がある。こういう一行は、小さいようで、出かける朝には大事ですね。 健司:藤袴は、京都の秋らしさを感じる花です。行くなら明日以降に予定をずらす、と。 ミミ:ええ。そして少し先、十月十日から十二日には、市庁舎前広場で、京都とプラハの姉妹都市連携三十周年を記念するチェコフェスティバルが予定されています。市の案内では、催しは変更になる場合があります。 健司:先の楽しみは予定表に。今日の休園は、玄関を出る前に。 ミミ:[soft emphasis] その分け方がよろしおすな。情報はたくさん集めるより、「今日開いているか」を確かめるだけで、暮らしにちゃんと役立ちます。[pause 1.0s] 健司:[slightly upbeat] ここからはスポーツです。大相撲の秋巡業は、いよいよ明日、十月六日のつくば市から始まります。 ミミ:今朝までに、競技上の大きな新発表は確認できませんでした。確かな日程だけ。六日つくば、七日海老名、八日狭山、九日秩父、十日松本と続きます。 健司:巡業は本場所と違う距離感で、稽古や力士の姿を見られる機会ですね。 ミミ:行かれる方は、主催者と日本相撲協会の案内を直前にもう一度。移動の多い日程ですから、力士の体調も静かに見守りましょう。 健司:[transitioning] そしてドジャース。十月四日の地区シリーズ第2戦は、ブレーブスに二対三で敗れました。 ミミ:ブレーブスは一回、五回、七回に一点ずつ。ドジャースは四回に一点、九回にもう一点を返しましたが、あと一歩届きませんでした。両チームとも六安打です。 健司:これでシリーズは一勝一敗。五戦三勝制ですから、振り出しに近い形ですね。 ミミ:ええ。勝ちはディラン・リー、負けはクリス・ブービック、セーブはライセル・イグレシアス。初戦の勢いだけで進めるほど、十月の野球は簡単ではありません。 健司:次はアトランタへ移動します。 ミミ:第3戦は十月六日、アメリカ東部時間の午後六時、太平洋時間の午後三時。ブレーブスはクリス・セールを第3戦に回しています。今朝の時点で確認できないドジャース側の細部は、推測しません。 健司:一勝一敗なら、落ち込みすぎず、喜びすぎず。 ミミ:[warmly] そう。シリーズも一週間も、まだ途中です。次の一試合へ、呼吸を戻しましょう。[pause 1.0s] ミミ:[warmly] ここからは、五十代からのからだノートです。今日は、尿もれや急な尿意を「年齢だから仕方ない」と我慢しなくていい、というお話です。 健司:人には話しにくくて、予定や外出を変えてしまうこともありますね。 ミミ:ありますね。Office on Women's Health(オフィス・オン・ウィメンズ・ヘルス)は、更年期の移行期や閉経後に、尿を長く我慢しにくい、くしゃみや咳で漏れる、夜中に何度もトイレへ行く、といった変化が起こり得ると案内しています。 ミミ:[soft emphasis] でも、尿トラブルは老化の当然の一部として耐えるものではなく、治療できることがあります。気のせいで片づけなくていい話です。 健司:治療というと、薬だけでしょうか。 ミミ:原因によって違います。カフェインのとり方を見直す、骨盤底筋の理学療法、薬や器具、場合によっては手術まで選択肢があります。だからこそ、自己判断で水分を極端に減らすより、まず症状の形を伝えられるようにするのが大切です。 健司:今日できる小さな行動は? ミミ:一日だけでいいので、尿もれや強い尿意があった時刻と、その前に何を飲んだかを、二列でメモしてください。量まで正確に測らなくて大丈夫。コーヒーのあとか、長く座ったあとか、夜だけか。相談するときの手がかりになります。 健司:体の水分を出せば整う、と、デトックスや利尿をうたう商品が気になる人もいます。 ミミ:[calmly] その気持ちは責めなくていい。でも、デトックスやクレンズが尿トラブルや更年期症状を治すという確立した根拠はありません。肝臓、腎臓、肺、皮膚、消化管が、からだの通常の老廃物処理を担っています。 ミミ:利尿をうたう製品、下剤、過剰な水分、極端な食事制限は、脱水や電解質の乱れ、薬との相互作用につながることがあります。必要な受診を遅らせないでください。 ミミ:排尿すると痛い、尿に血が混じる、発熱、背中や脇腹の痛み、突然の強い症状がある。そんなときは感染症など別の原因もあります。資格のある医療者へ。続く、強い、突然、心配が大きい症状も相談してください。このコーナーは教育目的で、個別の医療助言ではありません。[pause 1.0s] 健司:[conversational] 最後は、日本語学習の本です。『みんなの日本語 初級Ⅰ 第3版 書いて覚える文型練習帳』。 ミミ:著者は平井悦子さんと三輪さち子さん。出版社はスリーエーネットワークです。流通情報では九月二十九日発売。出版社ページでは九月下旬発売予定と案内されています。 健司:長く使われてきた教材の、第3版に合わせた練習帳ですね。 ミミ:はい。本冊で学ぶ語彙と文法を、実際に書いて整理し、定着させる本です。各課に文法チェックシートがあり、短い作文と総復習も入ります。改訂では、語彙や表現、練習問題の一部が見直されました。 健司:独立した書評は出ていますか。 ミミ:今朝までに、実質的な独立レビューは確認できませんでした。ですから評価は作らず、出版社が示す内容としてご紹介します。 健司:今日は本が手元になくても、少し試せますか。 ミミ:[warmly] できます。今朝の出来事を一つ選び、「いつ」「どこで」「何があった」の三つだけ、一文に書く。たとえば、「十月四日、ロサンゼルスで、ドジャースは二対三で敗れた」。感想の前に事実を一文。書くと、言葉も気持ちも整理されます。[pause 0.6s] ミミ:[calmly] では、今朝の三つです。一つ目。アメリカ最高裁の新しい開廷期が始まります。今日の審理と、後日の判決を分けて読む。 健司:二つ目。梅小路公園の藤袴展は開催期間中ですが、今日十月五日は休園。出かける前に、開園日を一度確認する。 ミミ:三つ目。尿もれや急な尿意は、年齢だけで片づけなくていい。今日一日、時刻と直前の飲み物を二列で残す。 健司:結論より先に、確かな一行を置く朝ですね。 ミミ:[thoughtful] ミミのひとこと。五十代は、我慢が上手になったぶん、我慢しなくていいことまで抱えやすい時期です。今日の自分を助ける一行は、弱さではなく、これからを選ぶ力です。 健司:今週の始まりが、少しやさしくありますように。 ミミ:[warmly] お相手はミミと、 健司:健司でした。 ミミ:ほな、また明日の朝に。いってらっしゃい。[pause 1.0s]