ミミ:[warmly] ミミの朝のひと息。二〇二六年十一月一日、日曜日。ミミのポッドキャストです。五十代からの朝に、ニュースとからだをやさしく整える。おはようさんです。新しい月ですね。何かを始めなければ、と急がなくて大丈夫。肩の力を少し抜いて、息を長めに吐く。今朝は、戻ってこられる余白を作りましょう。 健司:今朝は、アメリカで五十歳以上の人が直面している医療費の話から。バージニアビーチは、期日前投票が終わり、火曜日の投票日に向けて何を確かめるかを整理します。 ミミ:京都は十一月のケアラー月間。支える人も、支えられていい、というお話です。スポーツは十一月場所まで一週間、そしてドジャースの静かなオフシーズン。からだノートでは、更年期と運動を、期待しすぎず、軽く見すぎずに見ます。最後は、世界の課題を日本語で考える新しい上級教材です。 健司:[conversational] 情報は多いですが、今日ひとつだけ見るなら、という形で一緒にほどいていきましょう。 ミミ:[pause 1.0s] まず、アメリカのニュースです。AP通信が十月三十一日、五十歳以上の人たちにとって、医療費が中間選挙前の大きな関心になっていると報じました。選挙の争点というだけではありません。毎月の保険料、処方薬、介護の費用。家計に直接入ってくる話です。 健司:メディケア(メディケア)の加入内容を見直す時期でもありますね。広告もたくさん出ます。どこを見ればいいのでしょう。 ミミ:まず、二〇二七年の変更、薬の対象、いつもの医師や病院、自己負担の上限。この四つを、公式の比較ページか認定相談窓口で確認します。電話で勧められただけで決めなくて大丈夫です。 健司:薬代が高いと、一日おきにしようか、半分にしようか、と考えてしまう人もいます。 ミミ:[calmly] そこは自己判断で変えないでください。KFF(ケー・エフ・エフ)の調査では、アメリカの成人のおよそ十人に四人が、費用を理由に過去一年で処方どおりに薬を使わなかったと答えています。けれど、量や間隔を勝手に変えると、効き方や安全性に関わります。処方した医療者か薬剤師に、「費用が負担です」とそのまま伝えて、後発薬や別の選択肢、支援制度がないかを一緒に見てもらいましょう。 健司:介護する家族の負担も増えているそうですね。 ミミ:AARP(エー・エー・アール・ピー)の資料では、介護者の自己負担は年平均一万一千五百八ドル。二〇二一年から、およそ六割増えました。交通、住まい、医療用品。今月、何にいくら出たか。記録が相談の入口になります。 健司:政策の約束と、今使える制度を分けて見る。それが今日の実用点ですね。 ミミ:そうです。保険の変更通知、薬の一覧、気になる請求。この三つを一か所に置けば、次の相談がしやすくなります。 ミミ:[pause 0.6s] 続いてバージニアビーチです。十一月三日の火曜日は投票日。対面の期日前投票は、昨日、十月三十一日で終わりました。 健司:今日は日曜日ですから、期日前投票所へ行っても投票はできない。ここは間違えやすいですね。 ミミ:はい。火曜日の投票所は午前六時から午後七時まで。午後七時までに列に並んでいれば投票できます。自分の投票所とサンプル投票用紙は、バージニアビーチ市の公式有権者ページで確認してください。いつもの場所と思い込まず、住所を一度見ておくと安心です。 健司:バージニアビーチを含む連邦下院の第二選挙区は、注目度の高い選挙区です。地元ではほかに何を選ぶのでしょう。 ミミ:連邦議会に加えて、市議会と教育委員会、州憲法改正案が三件あります。改正案も先に読み、分からない言葉に丸をつける。投票所で初めて全部を理解しなくてよろしいんです。 健司:開票速報を見るときの注意もありますか。 ミミ:APの説明では、バージニア州の最初の発表には、期日前、郵便、当日票が混ざります。ただし、どの票がどの順番で多く入るかは自治体ごとに違います。序盤の数字だけで、もう決まった、あるいは何かがおかしい、と急がないこと。確認済みの集計と、候補者や支持者の主張を分けて見ましょう。 健司:[thoughtful] 今日できるのは、投票所、時間、投票用紙。この三つを公式ページで確かめることですね。 ミミ:[pause 1.0s] 海を越えて、京都です。京都市は十月三十日、十一月の「ケアラー月間」に合わせた広報を発表しました。ケアラーとは、家族や身近な人を、無償で介護したり、看護したり、日常生活で支えたりしている人のことです。 健司:本人は「家族だから当然」と思って、ケアラーという言葉を自分に当てはめていないことも多そうです。 ミミ:ほんまに、そうなんです。通院の付き添い、食事の支度、夜中の見守り、お金や手続きの管理。ひとつひとつは暮らしの延長に見えても、重なると、眠る時間も、自分の受診も後回しになります。支える人の疲れを、気のせいで片づけなくていい話です。 健司:京都市では、どんな取り組みがありますか。 ミミ:パネル展示や駅での啓発、十一月十五日の公開学習会などが予定されています。「週に何時間支えているか」「眠れているか」「代わってくれる人がいるか」。この三つを言葉にしてみましょう。 健司:助けを求めるほどではない、と思っている段階でも、相談していい。 ミミ:[soft emphasis] ええ。限界になってからでなくていい。愛情と休息は反対ではありません。どちらも守る相談です。公式案内から地域の相談先を確かめてください。 ミミ:[pause 0.6s] ここからは、少し明るくスポーツです。大相撲十一月場所は、十一月八日から二十二日まで、福岡国際センター。今日で初日まで一週間です。 健司:福岡県の発表では、十月二十七日に横綱の大の里、豊昇龍、大関の安青錦らが知事を訪ねました。会場は三年連続で札止めだそうです。 ミミ:九州場所らしい熱が高まってきました。ただし、まだ本場所の白星も黒星もありません。稽古の印象を、そのまま十五日間の結果にはできません。 健司:今週は、何を待てばいいでしょう。 ミミ:公式の休場情報と、初日の取組です。番付の期待、稽古の印象、確認された出場情報。この三つを混ぜない。楽しみは持ちながら、予測を事実の顔にしないで見ていきましょう。 健司:[slightly upbeat] ドジャースはどうですか。ワールドシリーズ後は、名前がたくさん動く時期です。 ミミ:十月三十一日朝までのMLB(エム・エル・ビー)公式取引一覧では、ドジャースに十月三十日、三十一日付の新しい取引はありません。最新の公式な動きは、十月二十九日に九人がフリーエージェントを選択したことです。 健司:フリーエージェントになったら、もう退団という意味ではないんですね。 ミミ:そうです。最初の五日間は元の球団とだけ交渉し、十一月七日午後五時、東部時間から全球団と交渉できます。今は公式発表を待つ時間。動きが確認されてからお伝えします。 ミミ:[pause 1.0s] ここからは、五十代からのからだノート。今日は、更年期の時期と体を動かすことです。 健司:運動が更年期症状に効く、という新しい研究が出たのでしょうか。 ミミ:[calmly] The Menopause Society(ザ・メノポーズ・ソサエティ)が十月二十日に紹介した学会発表では、定期的に体を動かす人ほど、周閉経期の症状の負担が低い可能性が示されました。ただし、これはアプリ利用者のデータで関連を見た研究です。運動が症状を治した、と証明した試験ではありません。 健司:ここは、期待しすぎないことも大切ですね。 ミミ:はい。でも、軽く見すぎなくてもいい。体を動かすことには、睡眠、血圧、不安、筋肉、骨などへの一般的な健康利益があります。大切なのは、更年期の症状を「運動不足のせい」にしないこと。ほてり、眠り、気分、痛み。つらいものは、気合いや歩数だけで片づけなくていいんです。 健司:今日の小さな行動は、何にしましょう。 ミミ:[warmly] 体調と安全が許せば、十分だけ歩いてみませんか。速さも歩数も競いません。外が難しければ、椅子からゆっくり立つ動作を数回でもいい。終わったら、「前後の気分、ほてり、痛み」を一行だけ。自分の反応を知るためです。 健司:痛みがある日や、持病がある人はどうでしょう。 ミミ:無理はしないでください。胸の痛み、強い息切れ、めまい、急な症状があれば中止して適切な医療へ。症状が続く、強い、心配なときは医療者に相談を。運動は治療の代わりではありません。このコーナーは教育目的です。 健司:体をリセットする、デトックスする、という商品も運動と一緒に勧められがちです。 ミミ:[soft emphasis] デトックスやクレンズで、更年期症状や「老廃物」が外へ出るという強い根拠はありません。からだでは、肝臓、腎臓、肺、皮膚、消化管が、日々の処理を担っています。極端な断食、大量の水分、成分の多いサプリは、脱水や電解質の乱れ、薬との相互作用、受診の遅れにつながることがあります。整えるなら、まずは水分、普段の食事、休息、そして必要な相談。高価なクレンズを足す前に、土台を見ましょう。 ミミ:[pause 0.6s] 今日の日本語学習の本は、『日本語×世界の課題を学ぶ 日本語でPEACE(ピース)、Action for Community Engagement(アクション・フォー・コミュニティ・エンゲージメント)、上級』です。凡人社から二〇二六年十月に出た、百七十六ページと別冊三十二ページの教材です。 健司:題名のとおり、言葉だけでなく、世界の課題も学ぶ本ですね。 ミミ:はい。移民や難民の当事者、支援者のライフストーリー、寄稿、インタビュー、マンガを、複数の視点から読みます。日本語の正解を一つ当てるより、「誰の視点があるか」「何がまだ語られていないか」を考える上級教材です。 健司:一人で使うなら、どんな練習ができますか。 ミミ:読み物を一つ選んで、「確認できる事実」「書き手の見方」「自分がまだ知りたいこと」を一行ずつ書いてみてください。ニュースを読む力にもつながります。なお、今確認できたのは出版社と書店の説明で、独立した実質的なレビューは見つかっていません。評判の総意があるようには言いません。 ミミ:[pause 1.0s] では、今朝の三つの持ち帰りです。一つ目。アメリカの医療費は、薬を自己判断で減らす前に、費用そのものを医療者や薬剤師に相談する。 健司:二つ目。バージニアビーチの期日前投票は終了。火曜日に向けて、投票所、時間、投票用紙を公式ページで確認する。 ミミ:三つ目。体を動かすなら、成果を競わず十分から。前後の変化を一行だけ残す。全部をがんばらなくて大丈夫です。 健司:大きなニュースも、からだの変化も、今日できる一つに戻すと、少し扱いやすくなりますね。 ミミ:[thoughtful] 最後に、ミミのひとこと。支えることに慣れた人ほど、自分の疲れを小さく見積もりがちです。十一月の始まりに、自分にも「助けてもらっていい席」を一つ、空けておきましょう。 健司:今日も、どうぞ穏やかな日曜日を。 ミミ:[warmly] ここまでのお相手は、ミミと、 健司:健司でした。 ミミ:ほな、また明日の朝に。いってらっしゃい。